初となる、ゴルフ場内のコンビニがオープン
ゴルフに向かう道すがら、必ずと言っていいほど利用するコンビニエンスストア。「ゴルフ場の中にあったら便利なのに……」そう願っていたゴルファーも多いのではないだろうか。
【写真】コンビニにゴルフ用品がずらり! 限定のポンタ『Pro V1』も販売
そんなユーザーニーズに応えるべく、岡山空港ゴルフコース(岡山県岡山市)のクラブハウス内に、日本初となるゴルフ場内店舗「ローソン岡山空港ゴルフコース店」がオープンした。オープン当日には現地でセレモニーが開催され、スペシャルゲストとして女子プロゴルファーの藤田光里が登場。華やかな雰囲気のなか、待望の店舗がお披露目された。■ 藤田光里の“戦うチャージ”もローソンが支えていた?ゴルフ場の行き帰りを含め、「1日に2回はコンビニに立ち寄る」というヘビーユーザーの藤田。コンビニで必ず購入するものを聞かれると、チャーミングなエピソードを披露してくれた。「朝は朝食としておにぎりを買うことが多いのですが、帰りには『からあげクン』をよく買います。実は私、鶏のからあげ自体はちょっと苦手なのですが、からあげクンだけは唯一おいしく食べられるんです(笑)。試合前にローソンがあれば買うようにしています」また、ゴルファーなら誰もが共感する“うっかり忘れ物”についても言及。「髪の毛を結ぶゴムや、時季的に日焼け止めを忘れて焦ることがあります。必要なものがすぐ手に入る利便性の高さは、ゴルファーにとって本当に嬉しいサービスですね」と語り、ゴルフ場内へのコンビニ出店に太鼓判を押した。■「マチカフェフリーク」の社長が仕掛ける、徹底したユーザビリティ今回の前例のない取り組みについて、同コースを運営する吉備ゴルフ倶楽部の代表取締役社長・松尾武朗氏は、自身のゴルファーとしての原体験を明かした。「私自身が1人のプライベートゴルファーとして、毎朝ローソンでアイスカフェラテ(濃いめ)、タバコ、スイーツの『3点セット』を買ってからコースに出向くのが日課でした。だからこそ、パートナーはローソン一択。お客様の選択肢や商品ラインナップが増えることが、顧客満足度の向上に直結すると信じています」徹底しているのは利便性だけではない。なんと商品の販売価格は、市街地の店舗とまったく同じ通常価格だという。「元々あったコース売店の利益を追うよりも、コンビニがあることの便利さや、お客様の満足度を最優先しました。『ゴルフ場に着くまでにコンビニがない!』と慌てる心配もありません。何も考えず、安心してご来場いただきたいですね」なお、コース側とローソン側の協議により、カップ麺は取り扱わず、弁当は最小限に抑えられている。その一方で、お酒やおつまみは充実しており、購入したものをクラブハウスのレストランへ持ち込むことも可能だという。■ ローソン側にとっても「未来のコンビニ」を占う大きな挑戦にローソン側にとっても、今回のゴルフ場出店は大きなチャレンジだ。ローソン中四国カンパニーの理事執行役員・田中勇氏は、この取り組みのメリットを次のように語る。「ゴルフ場というクローズドな環境だからこそ、お客様の具体的なニーズや購買傾向を深く知ることができるのが利点です。今回は中四国エリアを管轄する弊社のスーパーバイザーたちの知恵を絞り、プロの目線で『ゴルフ場にあったら嬉しいもの』をとことん詰め込んだ店舗に仕上げました」店頭には、一般的なコンビニ商品だけでなく、ロストボールやティ、レインウェアなどのゴルフ用品も充実。さらにオープン時には、人気キャラクター「ポンタ」がデザインされた限定のタイトリスト『Pro V1』も用意されるなど、普通のゴルフ場売店を遥かにしのぐラインナップが実現した。「まずはここをスタートラインとし、実際に利用されるゴルファーの皆様の声をお聞きしながら、お店をさらに進化させていきたいと考えています」(田中氏)ゴルファー目線ではありがたいこと尽くしの新サービス。この試みが、今後のゴルフ場売店のあり方を変える大きな一歩となるのか。これからの展開にぜひ注目していきたい。