ゴルフパートナー

素材と形状だけじゃ判別不可!? 最新アイアンは“ロフト”を第一基準に選ばないと危険!

2026/06/03 12:45

かつて中空やポケットキャビティは飛び、軟鉄鍛造は操作性というように、アイアンの性能は素材や構造である程度定義できた。しかし近年のテクノロジーの進化によってその垣根は取り払われてしまった。ではアイアンは何を基準に選べばいいのだろうか? 最新35モデルを海老原秀聡と菊地りおの2人のプロに試打してもらい意見を聞いた。 【試打評価】35種の最新アイアンを徹底試打 男女プロでデータはどう変わる? ◇ ◇ ◇海老原:近年は特に中空ヘッドの進化が著しく、昔のように中空=飛び系ではなくなりました。軟鉄鍛造でもやさしいヘッドが増えましたし、さらには3Dプリンターで作られたアイアンも登場するなど、性能を構造で判断できる時代ではありませんね菊地:実際に打ってみても、顔がシャープなのにやさしくて飛ぶという、顔と性能が一致しない、いい意味でミスマッチなモデルが多いのに驚きました。海老原:そうなってくると、アイアン選びの第一の基準となるのはやはりロフトです。構造による差はあっても、飛距離や球の高さなどアイアンの基本性能の絶対的な土台はロフトで決まります。まずはロフトで大まかな方向性を決めることが重要ですよ。菊地:今回試打した35モデルの7番アイアンのロフトを見ると、28度から35度まで8度もの開きがありますね。海老原:やさしく飛ばしてグリーン周りまで運ぶことを優先するなら29度以下のもの、ピンを狙ってしっかり止まる球を打ちたいなら32度以上のものを選ぶといいでしょう。30?31度のアイアンはその中間なので『飛び』と『止まる』のバランスを求める人ならここ。各ロフト帯の中で好みの操作性や打感を備えたものを選ぶというのが、自分に合ったアイアン選びのコツだと思います。▼検証したアイアン一覧キャロウェイ 『クアンタム MAX』『クアンタム MAX FAST』『Xフォージド』『Xフォージドスター』テーラーメイド 『Qi MAX』『Qi MAX LITE』『P790』『P8CB』ブリヂストン 『BX2 HT』『258CBP』『241CB』『242CB+』ダンロップ 『スリクソン ZXi4』『スリクソン ZXi7』『スリクソン ZXi7』『ゼクシオ14』『ゼクシオ14+』ミズノ 『JPX S40 フォージド』『ミズノプロ M-13』『ミズノプロ M-15』本間ゴルフ 『TW777 PCB MAX』タイトリスト 『T100』『T150』『T250』『T350』『T250 ローンチスペック』ピン 『G440』『i540』コブラ 『3DP X』『3DP ツアー』『3DP MB』ゴルフパートナー 『ネクスジェン NS250』プロギア 『01アイアン』『02アイアン』フォーティーン 『TB-3 フォージド』 ■試打・解説海老原秀聡えびはら・ひであき/1990年生まれ。繊細な感覚を言語化できる試打巧者。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスンを行う菊地りおきくち・りお/2000年生まれ。栃木県女子オープンや2019年のマイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナルで優勝◇ ◇ ◇アイアンの種類が多過ぎてどれを選べばいいか分からない! 関連記事のロフト別試打評価を見れば、自分に合うものが見つかります