ゴルフパートナー

球が曲がる人の共通点は頭の上下動! 女子プロコーチが教える“オンプレーン矯正”即効ドリル

2026/06/03 16:00

藤本のスイングプレーンがアップライトになってきたときに行うのが、立て掛けたマットをスイングプレーンに見立てたドリルだ

これまで数多くのプロテスト合格者を輩出し、上田桃子を筆頭にツアー優勝にも大きく貢献してきた辻村明志。教え子・藤本愛菜は、バックスイングで頭が下がり、スイングプレーンがアップライトになる傾向があるという。この悪癖を修正するために辻村が提案した練習法を紹介する。 【連続写真】驚くほどスイングが整った藤本愛菜の240ヤードスイング ◇ ◇ ◇バックスイングで頭が下がると、ツマ先体重や左足体重になって肩がタテに回転してしまう。スイングプレーンがアップライトになり、フェースもシャットになりやすいんです。このままではクラブが上から入り、フェースもかぶってインパクトを迎えやすいので、出球がコントロールできなくなってしまいます。教え子の藤本愛菜プロはこの傾向が強くなるときがあります。この傾向が強くなってきたときに行うのが、立て掛けたマットをスイングプレーンに見立てたドリル。理想のプレーンの角度にマットを立て掛け、そのマットに沿ってクラブを動かします。バックスイングでは頭を下げ過ぎないことが大切で、前傾を保ってクラブを上げていきます。理想のトップができたら、左肩が浮かない意識でダウンスイング。左肩が低い位置をキープできれば、体が開かずスムーズに回れて、オンプレーンで振れるようになります。最初は素振りで行い、次は実際にこの状態でボールを打つ練習をしました。これを行うようになり、彼女の頭が下がる癖も少しずつ矯正されるようになったのです。また、チームでは軌道やフェース面のチェックに、アイスホッケーのスティックやフラフープを使った素振りを取り入れています。アイスホッケーのスティックは、フェースが大きく面の意識が持ちやすいのでバックスイングのチェックに活用。後方から見れば、トップでフェースがどうなっているかが一目瞭然で、インサイドに上がってオープンフェース、アウトに上げてシャットのミスがすぐにわかります。振っている選手も、長くてフェースの大きなスティックなら感覚がわかりやすいというわけです。フラフープはローテーションの確認に便利です。クラブに装着して振り、スイング中は自分から見て“いつも1本の棒”に見えるのが理想。輪が見えるなら手首の使い過ぎとなります。 ■辻村明志つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。上田桃子らのコーチを務め、プロを目指すアマチュアも教えている。2025年は千田萌花と藤本愛菜をプロテスト合格に導いた。読売ジャイアンツの打撃コーチとして王貞治に「一本足打法」を指導した荒川博氏に師事し、その練習法や考え方をゴルフの指導に取り入れている。元(はじめ)ビルコート所属。◇ ◇ ◇ ●マキロイスイングを詳細分析! 関連記事『現代最強スインガー・マキロイのスイングは、『トップから左打ち出しドリル』で真似できる【優勝者のスイング】』を詳しく読めば、その秘密が分かります。