岩井千怜が状態を維持しながら全米女子オープンに挑む。(撮影:ALBA)
<全米女子オープン 事前情報◇3日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>「先週と変わらず(状態は)いいです」。米ツアー2勝目を狙った先週のメジャー前哨戦では、逆転優勝こそならなかったが4位に食い込んだ岩井千怜が、火曜日から練習ラウンドを開始した。
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日本ツアーを主戦場とする選手のなかには、先週の大会をスキップするケースも少なくない。一方、前哨戦に出場した米ツアー勢の多くは、大会を終えるとすぐにロサンゼルスへ移動し、月曜日から調整を重ねている。 そんななかでも、岩井姉妹のスタイルは変わらない。「特に意識はしていないです」(千怜)、「岩井家は、月曜日移動は変わらずって感じです」(明愛) 平場の試合でもメジャーでも、行動のリズムは同じ。特別なルーティンというわけではないが、どんな試合にもかかわらず自分たちのペースを崩さないことが、気持ちをフラットにできる秘訣なのかもしれない。 先週は姉妹そろって4打差2位で最終日を迎えた。明愛は最終組、千怜はその1組前でプレー。結果は千怜が4位、明愛は「74」とスコアを落とし29位で大会を終えた。 千怜は1年ぶりの勝利を期待させる連続バーディが序盤に飛び出したが、その後は流れに乗り切れず。ラウンド後には「少し悔しさはあります」と唇を噛んだ。 その悔しさをぶつける舞台となるリビエラCCは、1オンも狙える10番パー4(307ヤード)をはじめ、戦略性に富んだホールが並ぶ。普段から直ドラを披露するなど、積極果敢なプレースタイルが持ち味の千怜だが、今週は少し様子が違う。 「今週はマネジメントをしっかりするゴルフになりそうです」 実際にコースを回った印象を問われると、「難しそうだな」と率直な言葉を口にした。特に警戒するのはラフだ。「ラフが独特で、ボールの浮き沈みが違う。そこの見極めだったり、どういう打ち方が一番いいのかを見つけ出すのが難しい」 まだ攻略法を完全には見いだせていないが、気持ちはアグレッシブに、プレーは堅実に。そんなスタンスで難コースに挑むつもりだ。(文・齊藤啓介)