青木香奈子は好調時に使用していたアイアンを投入予定だ(撮影:上山敬太)
<ヨネックスレディス 事前情報◇4日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72>ウェイティングで会場入りしていたプロ2年目の青木香奈子は、開幕前日に出場が決まった。今大会ではプロテスト合格時に使用していたアイアンを久しぶりに投入予定。今季は得意であるはずのショットの不調で成績も低迷しており、好調時のクラブで復調のきっかけをつかみたい。
【写真】これが青木香奈子がプロテスト合格時に使っていたアイアン
アイアンを替えたのはおよそ1年前。「ツアーの環境、例えばラフだったり、シーズンを通しての疲れにくさを考えて、シャフトもヘッドも替えました」。今思えば、このころからショットの調子が徐々に下り坂となっていった。パーオン率は昨季の64.37%から今季は52.59%まで落ち込んでいる。 「ずっとアイアンを替えたからだとは思っていなくて、1Wかなとか、他のクラブのことを考えていたんですけど、前のアイアンを打ってみたら当たりもいいし、気分転換も兼ねて替えることにしました」。再び手にするのは2021年モデルのキャロウェイ『APEX』。シャフトは『NSプロ850GH(S)』からプロテスト合格時の『NSプロ850GHneo(S)』に戻した。 プロテスト合格前にプレーしていたマイナビネクストヒロインツアーでポイントランク1位(2024年)になったのも、昨シーズンのステップアップツアーで優勝したのも、このアイアン、このセッティングだった。 今季はここまで7試合に出場し、予選通過は「Vポイント×SMBC」(14位)の1試合のみ。苦しい試合が続くが、青木自身は現状をそれほど悲観してはいない。「もちろんレギュラーで戦いたいですけど、気持ちよくゴルフをするのが一番。それが結果に繋がれば」。それを考えてのアイアンの変更でもある。 ルーキーだった昨季に比べれば、メンタル面は安定している。「良くも悪くも去年は忙しい1年だったので、今年はマイペースにやれているなと思います。昨年は周りを気にしていたし、注目されることに慣れていなかったので、いろんな方向にベクトルが向かっていたなと思います。昨年より肌の調子がいいのがその証拠ですね(笑)」 開幕前日は何度も強風に帽子を飛ばされながらショット、パット、アプローチと入念に調整。「私にとっては前半戦最後なので、ポイントも、賞金も稼ぎたいんですけど、まずは気持ちよく振りたいですね」。ウェイティングからつかんだ出場機会を必ず今後に繋げるつもりだ。(文・田中宏治)