今季国内2勝の河本結は難セッティングの経験に価値を見いだす(撮影:GettyImages)
<全米女子オープン 初日◇4日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>先週の日本ツアー「リゾートトラスト レディス」で今季2勝目を挙げ、その勢いのまま渡米した河本結。しかし、名門・リビエラCC攻略は一筋縄ではいかなかった。
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世界ランキング上位の資格で出場権を手にした今大会。初日は1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「75」と苦しみ、4オーバー・104位タイと出遅れる形になった。 開幕前から多くの選手が警戒していたキクユ芝のラフは、河本にも牙をむいた。さらにグリーンについても「ポコポコしちゃって難しい」と話し、最後までコースへの対応に苦戦した。 それも無理はない。国内ツアー優勝の余韻に浸る間もなく渡米し、慌ただしい日程で迎えた海外メジャーだっただけに「バテすぎて話にならない」。そう苦笑いを浮かべたが、疲労をいい訳にするつもりはない。それでも、厳しい移動スケジュールの影響は少なからずあったようだ。 今季は初の国内メジャータイトルを手にし、すでに2勝をマーク。かつてないほどの上昇気流に乗って迎えた海外メジャーだが、河本にとって今大会は結果だけを求める場ではない。 「経験しないといけないセッティング」。そう位置付けるように、世界最高峰の難コースで戦う経験そのものに大きな価値を見いだしている。 ゴルフのレベルをさらに引き上げるためには、海外メジャーで揉まれることが必要不可欠だ。初日は苦しい内容となったが、「そこはしっかり吸収していきたい」と前を向く。 2日目は午前スタート。風が強まる前のコンディションで巻き返しを狙う。「明日、また頑張りたい」。このまま終わるつもりはない。(文・齊藤啓介)