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「絶対に次こそ僕が勝つ」出利葉太一郎は日本タイトルで初Vならず 苦いサンデーバックナイン経験も自信へ

2026/06/08 11:45

出利葉太一郎にとってサンデーバックナインは悔しい時間になった(撮影:鈴木祥)

<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇決勝=7464ヤード・パー71>大会初出場で、ツアー屈指の難度を誇る宍戸の舞台で優勝争いを演じた25歳・出利葉太一郎。首位に1打差2位で迎えた最終日、4バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの「75」とスコアを落とし、初優勝には届かず。ホールアウト後は「悔しいです」と唇をかみしめた。 【写真】これかっこいい 副賞はBMWの高級SUV 2番パー5で2打目を約5メートルにつけて2パットのバーディを先行。4番ではアイアンで刻んだティショットを右ラフに入れるも、キャディと笑顔を交わし前向きに歩く姿も。段超えの10メートルのパットを沈めてスコアを伸ばした。その後、5番で約3メートルのパーパットを外してボギーとするも、6番でバウンスバック。一時は首位に並んでいた。しかし、9番ではティショットを左に曲げてラフへ。そこからミスショットを喫し、グリーン左にある池に入ってしまった。「単独トップにいたので、もうちょっとゆっくり時間をかければ良かった」と痛恨のダブルボギー。時間をかけなかったことについては「それは結果論なので、次の機会に生かせればいいかなと思っています」と振り返り、前を向いた。それからは表情も硬くなり、苦しい展開となった。後半は1バーディに対して5つのボギーで大きくスコアを落とした。結果はトータル4アンダー・6位タイ。それでも大きな収穫と自信を得た。「スコアは伴っていないですけど、自分のゴルフ自体は全然いいですし、このプレーを続けていけば勝てると思っています。きょう、岩田(寛)選手と片岡(尚之)選手のプレーを目の前で見させてもらって、いい勉強になりました。でも、“絶対に次こそ僕が勝つ”っていう準備をあと2~3週間して、次の試合に臨みたいです」プロ4年目で、この難度の高いコースで初日から上位を維持し、優勝争いを演じて会場を沸かせた4日間。今季は日本タイトル初戦の「日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ」での10位が自身最高位だった。そしてシーズン2度目の大舞台で、今季2度目のトップ10入り。「自分がこの位置で戦えることを、自分自身に証明できていると思う。ステップアップしている感覚ももちろんあります。だけど、きょうの後半のプレーはすごく悔しい。でも、どんどんプレーも結果も良くなってっていると思うので、また準備して勝てるように頑張りたい」。優勝争いの中で味わったサンデーバックナインの苦しみ。この9ホールは、出利葉にとってかけがえのない経験となったはずだ。ツアー初優勝へ、その距離は確実に縮まった。(文・高木彩音)