ルーキーの倉林紅が第2回リランキング突破も確実な位置まで浮上した。(撮影:上山敬太)
国内女子ツアーは先週、「ヨネックスレディス」が終了した。今年も非シード選手を対象にした、メルセデス・ランキング(以下MR)に応じシーズン途中に出場優先順位を入れ替える『リランキング』が実施されるが、その対象となる選手の動向にも動きがあった。
【写真】リランキング卒業! 吉田鈴が“感情爆発”
同週に開催された「全米女子オープン」出場のため、メルセデス・ランキング7位までの選手が不在だった試合では、新たな力が存在感を発揮した。まず初優勝を挙げた22歳の吉田鈴が、この勝利で来年までの出場権を確保。晴れてリランキングを“卒業”した。そして自己最高位の2位タイで終えたルーキーの倉林紅が93.33ptを獲得。これで累計149.80ptにし、暫定リランキング17位まで浮上した。QTランク1位で迎えた1年目のシーズンで、ようやくの初トップ10入り。これで昨年の第2回リランキング時の突破ボーダーだった120.21pt(35位)も超えたため、チームヨネックスのひとりとして出場したホステス大会で、第1回突破はもちろん、通年の出場権も約束されそうだ。またプロ2年目の福田萌維は、2週連続のトップ10入りとなる自己最高位の5位タイで53ptを加算。累計127.64ptで暫定18位まで浮上した。QT54位で開幕を迎え、下部のステップ・アップ・ツアーにも2試合に出場したが、夏場以降はレギュラーツアーが主戦場になる。第1回のボーダーラインと見込まれるのはリランキング35位前後。昨年の第1回時の35位は46.02ptだっただけに、ここが夏場の出場権の目安になる。11位タイで終えた33歳の山本景子が36ptを得て、累計64.05ptの暫定28位に浮上。QTランク53位から優先出場順位を大きく上げ、まずは第2回リランキングまでレギュラーツアーでプレーできることが確実になった。今季もリランキングは2回実施する。第1回は6月19~21日に開催される「ニチレイレディス」終了後で残りは2試合。ボーダー未達の選手たちにとっては、シーズンのひとつの山場を迎える。第2回は9月25~27日の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後を予定している。