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平均飛距離316yの新星・出利葉太一郎の1Wチェック シャフトは“超ハード”、ロフト角は10.5度だった

2026/06/09 16:59

世界レベルの飛距離を持つ出利葉太一郎の1Wは興味深かった(撮影:鈴木祥)

国内男子ツアーの「BMW 日本ゴルフツアー選手権」で優勝争いを演じて、6位に入った出利葉太一郎。シード1年目ながら存在感を示した25歳だが、魅力は何といっても飛距離だ。今季ここまでのドライビングディスタンスは316.72ヤードで河本力に次ぐ2位。その若き豪腕が使用するドライバーが興味深かった。 【写真】出利葉が使うロフト10.5度を選手目線でチェック ボール初速は80m/s以上で、世界の飛ばし屋と肩を並べる数字をたたき出す出利葉。キャロウェイと契約を結んでおり、ドライバーは『クアンタム◆◆◆MAX』。スピン性能は抑えながら、460?で安心感を兼ね備えているモデルだ。「新しいドライバーはすごくいいです。構えやすいですし、つかまり顔が好きです」と選んだ理由を話す。 驚いたのはロフト角。平均で310ヤードを超えるハードヒッターにもかかわらず、10.5度だ。「もともとスピン量が少ないタイプですが、フェードボールを打つ時は2800(rpm)ぐらいです。ドローの時はもう少し減ります。スピン量を増やした方がボールコントロールしやすいんです」とその理由を話す。 またシャフトはグラファイトデザインの『ツアーAD DI7.5 X』と記されたプロトタイプ。プロの要望で生まれた70gと80gの間の重量体という超ハードスペックだ。 「軽いシャフトの方がヘッドスピードは上がるかもしれませんが、僕は手元に重さを感じたいんです。その方がスイングに安定感が生まれます」。重くて硬い、いわゆる“オモカタ”のシャフトにすることで安定を図っている。 狭いホールでも迷わずドライバーを握る出利葉。スイングの安定に加え、自分に合ったスペックのクラブを手にしたことも、その積極性を後押ししている。