岩井姉妹は息の合ったプレーで巻き返しを目指す(撮影:ALBA)
<ダウ選手権 3日目◇13日◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6301ヤード・パー70>アテストしてから最終組がホールアウトするまでの20分間、岩井明愛&千怜ペアは長い反省会を行った。「68」、「63」と積み重ねてきた貯金を切り崩す「74」。『Aki&Chizzy』はこの結果について、時間をかけて話し合った。
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4位から出た3日目は序盤から苦しい展開だった。2番でボギーが先にくると、ティイングエリアが前に出た225ヤードの5番では千怜のティショットが池に入ってダブルボギー。「きょうのスコアに大きく影響している。反省しています」と、その一打を悔やんだ。「悪いショットは各々あるから」と明愛は妹をかばうように話したが、千怜にとってはやはり心残りだった。前半はバーディなしの2ボギー・1ダブルボギー。流れをつかめないまま折り返した。後半はイーブンパーで踏ん張った。とくに17番では、残り104ヤードの2打目で明愛がチャンスをつくり、千怜が冷静にパットを沈めた。ここまで続いた重い流れにやっとひと息つくバーディとなった。「これがゴルフなので」。18番グリーンを後にしたときの表情は硬かった。それでも反省会を終えると笑顔が戻る。率直な意見をぶつけ合えるのは、姉妹ペアならではの強み。「みんなは言えないと思う」と話した。最終日は各自のボールをプレーしホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボール方式。伸ばし合いが予想されるだけに、「15アンダーくらい出すつもりで頑張ります」と姉妹は力を込めた。首位とは5打差の7位タイ。その背中を最後まで全力で追いかける。(文・齊藤啓介)