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パー5が伸びしろに 後藤あいが果敢な“直ドラ戦略”で上位ターン「全部狙ってます」

2026/06/17 14:31

攻撃的ゴルフで頂点を狙う後藤あい。決勝ではさらなるバーディラッシュを目指す(撮影:福田文平)

<日本女子アマチュア選手権 Presented by カープレミア 2日目◇17日◇北海道ブルックスカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>今大会に出場する注目アマのひとり、後藤あい(松蔭高3年)は、3バーディ・1ボギーと2つ伸ばした一日にも、少し不満げな表情。「パターがなかなか入らなくて。1ピン(約2.5メートル)以内がもう少し決まれば」。伸ばしあぐねた、そんな印象を抱いた。 【写真】277y超! ドラコン女王・後藤あいのインパクトがエグイ スタートの10番パー4は、2打目を50センチにつけてのバーディと最高の滑り出し。ただ、「これだけでした」と、会心と言えるショットも少なかった様子。その結果、11番をボギーとすると、そこから9ホール連続でパーを並べることに。3番で下りフックの4メートルのバーディパットが決まった時には、「やっと入った」と胸をなでおろしたほどだ。ただ最終9番も奥2メートルを沈め、トータル5アンダーでフィニッシュした。プロのトーナメントでもドラディス1位を連発する飛ばし屋は、北海道でもその武器を最大限に生かそうとしている。初日の17番パー5では、2打目にドライバーを握る“直ドラ”で2オンに成功。バーディにつなげた。「距離が合って、届くなら狙っていける。アプローチに自信がついてきたので、狙ってグリーンを外してもチャンスにつけられるという想定で」。今週は500ヤードオーバーのパー5が4つあるが、「ティショットがうまくいけば、全部狙っていけます」と強気のプレーを貫いている。「そこ(パー5)でもう少しバーディが欲しい」というのは、戦略のひとつ。そのためフェアウェイでドライバーも積極的に握っていく。この2日間で計8ホールのパー5をプレーし、奪ったバーディは4つ。残る2日間では、この数字をさらに上げていくことを頭に描く。2日目には11番で2打目をバンカーに入れ、そこから寄せられずに初めてパー5でのボギーも叩いた。裏を返せば、“そこ”は伸びしろにもなる。午前組が終わった時点で、首位との差は1打。「順位よりも自分との戦いだと思っていて、そこは今のところいい感じでいけてます」。試合運びとしても順調なようだ。先週の「宮里藍 サントリーレディス」ではツアー通算5勝の青木瀬令奈のキャディを務め、「シンプルなことをやっている」などアプローチ面で多くの学びも得た。飛ばしと寄せの技術をフル稼働し、日本一の称号に向かう。(文・間宮輝憲)