渋野日向子は1打足らず、予選落ちとなった(撮影:ALBA)
<マイヤーLPGAクラシック 2日目◇19日◇ブライスフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72>全米女子オープン、先週のダブルス戦といい流れで迎えていた渋野日向子だったが、今大会は無念の予選落ちとなった。
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ただ、「前とは違う質のいい悔しさ」と手応えもあった。ゴルフの内容自体は明らかに良くなっていた。初日は午前組、2日目は午後組でのスタート。その巡り合わせにも、少なからず不運な要素があった。 初日はトップスタートだったが、その時間帯は気温もかなり低く、冷たい強風が吹きつけた。例年は伸ばし合いになる大会ながら、この日は耐えるゴルフが求められた。そして2日目は午後組のほうが風が強く、スタート時間によるコンディションの差にも左右された2日間だった。 その中で初日は「74」。巻き返しが必須となった2日目は4バーディ・1ボギーの「69」と、しっかりスコアを伸ばした。さらにティショットについては、「最初から最後まで結構振り切れていた」と振り返るように、打ち終わるとすぐに歩き出し、その弾道に確信を持っているような場面が何度も見られた。 実際にフェアウェイを外したのはわずか2回。そのうちの一つとなった後半2番では、「思ったより飛んでいた」ことでラフにつかまり、この日唯一のボギーにつながったが、決して悪いティショットではない。 「ほんとにショットは良くなってきてるっていう実感がある」と話すように、パーオン率も88.8%(16/18)を記録し、何度もバーディチャンスを演出した。ただ、あと一筋でカップに沈まない。「ほんとにおしんだよな…」。そんな本音が漏れる一日でもあった。 予選通過には1打及ばなかったものの、「いいショットの状態でKPMGいけると思うんで、しっかり調整して行けたらいいかな」と、次戦へ向けたプラス材料を持ち帰ることはできた。 「2日間の結果は悔しい。でもまだメジャー3試合あるから、すごく楽しみです」。プレーの内容と結果は伴わなかった。それでも、これまでの予選落ちとは確実に違う、そんな2日間だった。(文・齊藤啓介)