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DJが”砂地獄”で想定外のクアドラプルボギーで撃沈… 5ホールで『+8』の急降下

2026/06/20 14:00

ダスティン・ジョンソンが思わぬ砂地獄につかまった(撮影:GettyImages)

<全米オープン 2日目◇19日◇シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)◇7440ヤード・パー70>かつての世界ランキング1位が上位争いから一気に順位を落とした。2016年大会覇者でDJの愛称で親しまれるダスティン・ジョンソン(米国)は、トータル3オーバーの46位タイで予選を突破したが、一時は首位に一打差と迫っていた。 【写真】427ヤード? デシャンボーが投入した未発表1W 順延となっていた第1ラウンド(R)を終えて4アンダーの2位につけたジョンソン。第2Rは前半を1ボギーと耐えて迎えた後半。10番でバーディを奪い、首位のウィンダム・クラーク(米国)を追走した。そこから落とし穴が待っていた。11番をダブルボギーとすると12番から2連続ボギー。イーブンパーまで落としたものの14番をパーとして流れを切ったが、15番パー4でまさかの『8』をたたき予選通過圏外へはじき出された。問題の15番はティショットが右ラフにつかまった。2打目はグリーン右のバンカーへ。左サイドに切られたピンに対して放たれた3打目はピンをオーバーして、反対側のバンカーに飛び込んだ。続く4打目は一度はグリーンに届いたが傾斜で転がり戻り再びバンカー。5打目は“ホームラン”でグリーンを大きくオーバー。そこから乗せて2パットのクアドラプルボギー(+4)。5ホールで8つ落とす想定外の事態も、16番でバーディを決めてなんとか予選通過を決めている。ジョンソンは15番の悪夢について米メディアに対し、「石があって」とバンカーショットのミスを明かした。見えている小石なら現在のルールでは取り除くことが可能となっているが、「見えていなかった」という“隠れ石”がボールの飛球に大きく影響。11番のダボもバンカーから脱出に2回を要したもの。「ここのバンカーには手を焼いている」という言葉通り、砂地獄で足元をすくわれた。16年大会でメジャー初Vを果たし、その後64週間ものあいだ世界ランキング1位をキープするなど、一時代を築いた。新型コロナウイルスの影響で4月から10月に延期となった20年「マスターズ」では、グリーンジャケットに袖を通した。その後、22年にはLIVゴルフへ移籍。以降は世界ランキングも下降し現在は245位と低迷している。本大会には『過去10年の優勝者』枠で出場を続けてきたが、それも今年が最終年。来年以降も出場するには10位タイ以内のフィニッシュか、世界ランキングを上げていくしかない。首位とは10打差と開いたが、何が起こるかわからないのが「全米オープン」であり、とりわけシネコックは天候次第でさらなる牙をむく可能性を秘めるコース。「まだあきらめない」と気持ちを鼓舞し、週末の逆転へと向かう。