卓球でドライブ回転をかける動きで右手を返す(撮影:田中宏幸)
小柄な体からは想像できないほどの飛距離を誇るドラコン女子。最長337ヤードの記録を持つプロドラコン選手・梅田日陽に、右手を使って飛ばす方法を教えてもらった。
【連続写真】卓球のように右手を返してハイドローを打つ ドラコン女子の300ヤードスイング
◇ ◇ ◇「腕を使わず、体を回す」という教え方もありますが、私はあまりそれを意識していません。腕を振らないことで振り遅れてしまい、かえってボールがつかまらなくなるケースが多いからです。体を回そうと意識しすぎると、上体が開くミスにもつながります。私がポイントとして挙げるのが、思い切り右手を使って振るイメージです。右手でビンタをするように手首を返す。そうするとヘッドが自然に返り、ドローボールが打てるようになります。クラブを胸の前まで上げた状態で水平素振りをしてみると分かりやすいと思います。ドロー回転をかけるように、インサイド・アウト軌道で振っていくイメージです。より具体的にいうと、卓球でドライブ回転をかける動きに近いかもしれません。ここで右手首を返さず、ハンドファーストのまま振っていくと、フェースが返らず、コスリ球しか出ません。以前にもお話ししましたが、ダウンスイングでは、右手でグリップを飛球線後方へ動かすように下ろしてください。なるべく遠い位置にクラブを下ろすことでアークが大きくなり、インパクトで効率よくボールを押し込めます。決してダウンスイングでタメを作ろうとは思わないでください。ドラコンを始めて3年目になりますが、気づいたことがあります。飛距離を生む大事な筋肉は、下半身ではなく腕と肩周りだということです。最初は私も足が大事だと思っていました。でも実際に飛ばす選手ほど、腕がすごい。今はジムでひたすら腕と肩周りを鍛えています。引っ張る動きを重点的にトレーニングしていたら、Tシャツがきつくなるくらい太くなりました(笑)。腕を鍛えて太くすることも、飛距離アップのポイントです。■梅田日陽うめた・ひよ/1997年生まれ、茨城県出身。2024年「JPDAプロドラコンツアー女子オープン無差別級」王者。公式最長記録337ヤード。◇ ◇ ◇●ドラコン女子の飛ばし方を取材。関連記事『337yをぶっ飛ばすドラコン女子は、両肩だけクローズに構えてハイドローを打っていた!』を読めば、その秘密が分かります。