インナーを着れば疲労が軽減されるので、18ホールの最後までしっかり振り切れる
「重ね着するより、ポロシャツ1枚のほうが涼しいはず」。実はこの考えは間違いだ。サーモグラフィで体の表面温度を測ってみると7度以上の差が出ており、インナーを着用したほうが表面温度を低下させる結果となった。
【写真】インナーなしは真っ赤っ赤! サーモグラフィで測った衝撃の表面温度
「直射日光に当たると、皮膚が熱を吸収するので体に熱がこもり、熱中症の原因になります。疲労も蓄積されるため、後半バテやすくなり、翌日に疲れが残ることもあるでしょう」(常住)気象庁によると、6~8月の気温は暖かい空気に覆われやすいため、全国的に高い見込みと発表。5月の時点で、30度以上の真夏日を記録する地域が多数出るなど、今年も厳しい暑さが予想される。そのため、長時間屋外にいるゴルフは熱中症リスクも高く、対策が必要だ。「猛暑日は汗が噴き出て滴り落ちることもありますが、そんな汗の不快感もインナーを着ていれば抑えてくれます。ポロシャツが張り付いてスイングを妨げる心配もありませんし、そもそも昨今のインナーは生地にこだわっており、動きやすい設計です。伸縮性のある生地が筋肉や肩甲骨周りの動きをサポートし、体幹を安定させながらスイングのねじる動きを手助けしてくれるので、飛距離が落ちることもありません」(常住)
■サーモグラフィで測れば一目瞭然! インナーの“日陰効果”で冷涼感を発揮サーモグラフィでインナーあり、なしでの表面温度を計測。ポロシャツ1枚は表面温度が32.7度、体も赤やオレンジ色の高温部分が多かった。一方インナー着用時は表面温度が25.3度と-7度以上差が出て、低温を示す青色の範囲が広がった。
インナーを着るべき理由①直射日光は「体力泥棒」 インナー着用で疲労が激減!「夏の直射日光は肌に熱をこもらせ、体力を著しく奪う『体力泥棒』です。直射日光を遮るインナーを着てUV対策をするだけで、翌日の疲労感はグッと軽減されます。最近の製品は吸汗速乾性や冷感テクノロジーに優れ、汗をかくことで効率よく体を冷やしてくれます。熱中症を防ぎ、後半のハーフでも集中力とスイングをキープするためにも、インナーは夏ゴルフの必須ギアです」(常住)
インナーを着るべき理由②汗のベタつき・張り付きを防いでラウンド中ずっと快適!「夏場はポロシャツ1枚だと汗でビチョビチョになり、肌に張り付いて不快なだけでなくスイングの邪魔にもなります。吸汗速乾インナーなら、汗のベタつきを抑えて常にサラサラで快適です。また、紺系ウェアに浮き出る『塩ジミ』や、生乾きのような嫌な汗臭など、周りへのエチケット対策としても非常に有効。前半・後半でインナーを着替えると、驚くほど爽快にプレーできますよ」(常住)
■バテずに戦える! ネクヒロ女子もインナーを愛用していた!!マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで戦う選手に、なぜインナーを着るのか聞いてみると、やはり多かった理由は、疲労軽減と快適性だった。小池愛莉日差しを遮れるから暑さを軽減できる肌が弱く日焼けで皮膚トラブルを起こした経験から、インナーを着用しています。アームカバーより全身を守れる安心感があり、直射日光を遮るだけで暑さが和らぎます。汗っかきですがベタつきも気にならず、半袖のままより快適にプレーできますね。
足立凛々花インナーなしで回ったら疲労感がすごかった日焼けは想像以上に体力を消耗します。昨年、インナーを忘れて半袖だけで回った時のすさまじい疲労感に驚き、着ている方が絶対に疲れないと実感しました。汗を吸ってくれるのでベタつきもなく快適ですし、ラウンド後の疲れを軽減してくれます。
中島萌絵気化熱で涼しくなるから絶対着ていたほうがいい日差しを遮るだけで疲労度が全然違います。以前は日焼けを気にしていませんでしたが、後々のシミになるのが嫌でインナーを着るようになりました。汗を吸収して気化熱で涼しくなり、熱もこもりません。締め付け感がないものなら夏も快適です。
【解説】常住充隆つねすみ・みつたか/1972年生まれ、千葉県出身。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持ち、運動医学や生理学、トレーニング論をベースに独自のゴルフスイング理論を提唱する。◇ ◇ ◇アイデア満載のグッズが多数!→関連記事で【あるとないとで大違い! 目からウロコの快適ゴルフ小物に興味津々】を掲載中