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「メジャーになると空回りすることがある」 西郷真央が見つめる現状と再浮上の兆し

2026/06/25 12:00

入念な調整を続ける西郷真央。ここから本領発揮といきたい。(撮影:南しずか)

<KPMG全米女子プロ選手権 事前情報◇24日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>「メジャーになると空回りすることがある」。昨年の「シェブロン選手権」を制した西郷真央だが、今季は悩める日々を送っている。 【写真】畑岡奈紗が即投入! メジャー会場でダンロップの新1W発見! ここまで10試合に出場しているが、トップ10入りはない。メジャーに目を向けても、前年覇者として迎えた「シェブロン選手権」や、「全米女子オープン」ともに59位に終わっている。メジャーにピークのパフォーマンスを持っていくため調整を続けているが、「その調整してきたことを発揮できていない。それをものにできていないという感覚がある」と語る。期待値の高さが“空回り”という表現につながっていく。特に課題として挙げるのはグリーン上だ。「チャンスについても結局モノにできない」というのが目下の悩み。昨年の平均パット数は『29.52』で39位だったが、今年は現時点で『31.10』の152位。苦悩は数字にも表れている。また、「アイアンがなかなかチャンスについてくれていない」というもどかしさもある。とはいえ、先週の試合はスキップした中で「質のいい練習ができている」と手応えも得ている。特にパッティングについては「打ちたいストロークをするために体のどこを使えばいいか、やりたいことはクリアになっている」と話す。メジャー覇者として「メジャーは自分がどこまでいいパフォーマンスをできるかが大前提」という意識もある。グリーン上での課題は明確であり、そこを突き詰めていけば結果につながるという手応えを得た。昨年は、その週ごとに得た気付きを試合で試す“チャレンジ的”な取り組みが多かったと振り返る。一方で今年は、時間をかけて準備したものを実戦で試すというスタイルに変化しており、「自分がやるべきことをしっかりやる」ことに集中できている点が大きな違いだ。「最近は自分が打ちたいストロークができる回数が増えている」、「間違いなく昨年よりアイアンの引き出しは増えている」。ポジティブな材料だってある。練習の質や試合への向き合い方は確実に変化している。あとは「キッカケになる一打でも、一日でもあれば」。このメジャーで、停滞した流れに風穴を開けたい。(文・齊藤啓介)