ゴルフパートナー

“大台突破”へ前進 菅楓華がメジャーではなく“4億円大会”を選んだ理由「ここから上がっていけるように」

2026/06/26 07:30

菅楓華が今季2勝目へ好スタートを切った(撮影:佐々木啓)

<EARTH MONDAMIN CUP 初日◇25日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6699ヤード・パー72>1日を通じて雨が続き、プレーの進行が遅れる中、10番から午後1時5分スタートの最終組でプレーした菅楓華は18ホールを回り切れたことに安どの表情を浮かべた。しかも、終盤にバーディを重ねて2アンダー・6位タイと上々のスタート。「きょうはもう帰って寝ます」と笑顔でコースを後にした。 【写真】菅楓華が飛んで曲がらない理由は“手元”にアリ 「長かったです。遅いスタートで11番から混んでいて、きょうは回り切れないのかなと思っていたので、まずは回れて良かったです」。スタートは予定より5分遅れ、11番では10分ほどの待ち時間。その後も前が詰まり続けるラウンドだった。12番でボギーが先に来るなど、終盤まで一進一退の展開が続いたが、7番で6メートルを沈めると、最終9番パー3は奥から下りの9メートルのスライスラインを放り込んでフィニッシュ。「先に福山恵梨さんが同じようなラインを入れたんですけど、ちょっと強くて、こんなに雨が降ってもグリーンが速かったので、タッチを合わせるように打ったら、最後のひと転がりで入りました」。まだ初日だが、ここから上位を狙ううえで大きなバーディとなった。ベッドに入るのは、スタート時間にかかわらず午後9時と決めている。「ケータイをいじるときもあるし、疲れていてすぐ寝るときもあるんですけど、とりあえず横になるようにしています」。この日のホールアウトは午後6時20分ごろとあって、「何かを削らないともう時間がないですね」と苦笑いだった。今週は海外メジャー「KPMG全米女子プロ選手権」の出場権を持ちながら、コンディション面などを考慮し、国内の今大会を選んだ。「向こうの方が大きな大会というのは分かってますけど、日本ツアーの中では賞金額が大きいですし、今週は頑張りたい大会。昨年はこの時期から失速してしまったので、今年はここから上がっていけるように、こっちを選んで良かったなという大会にしたいですね」。今大会の賞金総額はツアー史上最高の4億円。優勝者は7200万円を獲得する。菅は2番目に賞金が高い「台湾ホンハイレディース」(優勝5678万円)を制しており、今季獲得賞金は9811万円3391円。1億円突破が目前に迫っている。「きょうは耐えるゴルフができてナイスプレーだったと思います。あしたからは風が強い予報なので、このスコアをつなげていきたいですね」。再び高額賞金大会を制し、大台を一気に超えていく。(文・田中宏治)