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7年前より平均スコアは“2打減”、バーディ以上412個の量産… 畑岡奈紗が感じる19年大会との違い

2026/06/26 14:00

なぜ伸ばし合いに? 畑岡奈紗は前回との違いをどう見たか(撮影:南しずか)

<KPMG全米女子プロ選手権 初日◇25日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>ハナ・グリーン(オーストラリア)が優勝した2019年大会も、このヘイゼルティン・ナショナルGCで行われた。当時の優勝スコアはトータル9アンダー。7年ぶりに同コースで開催された今大会では、初日にツアー未勝利のユン・イナ(韓国)が「63」をマークし、あっさりそのスコアに並んでしまった。 【写真】西村優菜との身長差がすごい… さらに、2位のカリス・デイビッドソン(オーストラリア)が7アンダー、その後を5アンダー勢が追うなど、序盤から伸ばし合いの展開となった。特に、ひんやりとした空気に包まれた午前組が次々とスコアを伸ばしていった。今大会に出場する日本勢では、畑岡奈紗が唯一、19年大会を経験している。試合前には「5~10アンダーいけばいいかなと思います」と優勝スコアを予想していた。畑岡によれば、19年大会では長いラフが印象的だったというが、「今年のほうが少し短いので、入り方次第では全然グリーンも狙っていける」と、今年のコースは脳裏に残っていた難しさとはやや印象が異なっていた。また、多くの選手は月曜日からコースチェックを行っており、その時点ではグリーンの硬さを口にしていた。しかし、火曜日の夜に降った雨の影響もあってか、畑岡は「グリーンはやわらかかった」と、週初めとはまるで異なるコンディションだったという。先週優勝した山下美夢有も「やわらかかった」と同様のフィードバックだった。データからも、その伸ばし合いぶりがうかがえる。バーディー以上は計412個が記録され、アンダーパーで初日を終えた選手は44人。これは2018年大会の50人に次ぐ多さとなった。なお、同コースで開催された2019年大会では初日の平均スコアが『75.610』で、アンダーパーは16人にとどまっている。今年は平均スコアが『73.549』を記録。19年大会に比べても、いかにスコアの伸ばし合いとなっているかが見て取れる。とはいえ、青空が広がり気温も上昇した午後には、「ドライになる印象はあった」とグリーンの変化も感じ取っていた畑岡。2日目は曇り、午後にはにわか雨の予報も出ている。こうした天候は、今後の試合展開にどんな影響をもたらすのか。今年の全米女子プロはさらにスコアが伸びて行くかもしれない。(文・齊藤啓介)