“キューティフル”ことパク・ヒョンギョンが絶好の位置で決勝へ(撮影:佐々木啓)
<EARTH MONDAMIN CUP 4日目◇28日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6699ヤード・パー72>サスペンデッドとなっていた第2ラウンドが終了し、「68」で回った“キューティフル”ことパク・ヒョンギョン(韓国)がトータル6アンダーで首位に並んだ。パクは10番から18ホールをプレー。序盤の11、12番で連続バーディを奪うなど、快調にスコアを伸ばした。
【写真】プクーっとほほを膨らませるキューティフル
中止になった前日は「ゆっくり寝て、お昼はすごくおいしいものを食べて、午後はインドアの練習場に行きました」。この練習でスイングを修正したことが好スコアの大きな要因だった。「テークバックがアウトに上がる癖が出ていたので、ニュートラルに近づけることを意識しました。コースでも練習したことが70~80%は出せたと思います」。11番パー4では残り210ヤードから3Wで8メートルにつけてバーディ。「初日も同じ距離、同じ番手でした。今日は雨とアゲンストの中でいいショットが打てました」。一日の流れを作る大きなバーディだった。初日から同い年の菅沼菜々と同組でプレー。「友人なので楽しく、リラックスしてラウンドできます」。パクの父親は元ツアープロでキャディを務めているセスさん。「年齢を聞かれたので、58歳と答えたら菅沼さんのお父さんも同い年でした」。そんなラウンド中のやり取りを明かすと日本で「お父さんもトモダチ」と笑顔を見せた。36ホールを終えて首位タイと日本での初優勝も見えてきた。「まだ半分なので優勝圏内だとは思っていません。練習してきたことをコースで実現することに集中して、父と楽しくプレーすれば、結果もついてくる。欲を出すと良くないと思うので、いつも通りのプレーを心掛けます」。韓国ツアーではメジャー2勝を含む通算8勝の実力者だけに、この状況にも冷静だった。まだ日本では4試合目の出場にもかかわらず、パクの組には日本の人気選手と同様に名前入りのタオルを持ったファンの姿がチラホラ。優勝して日本ツアー本格参戦となれば、かつてのイ・ボミ(韓国)のような人気者になりそうだ。(文・田中宏治)