優勝スピーチで笑顔を見せるパク・ヒョンギョン(撮影:佐々木啓)
<EARTH MONDAMIN CUP 最終日◇29日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6699ヤード・パー72>韓国の“キューティフル”ことパク・ヒョンギョンが、日本初優勝を亡き祖母にささげた。
【写真】超巨大クラッカーで祝福されるキューティフル
悪天候の影響で月曜日に順延された最終ラウンド。5バーディ・1ボギーの「68」をマークし、トータル12アンダーで頂点に立った。ツアー史上最高額となる優勝賞金7200万円を獲得。表彰式では笑顔を見せながらも、優勝スピーチでは大会直前に起きた悲しい出来事を明かした。「大会に来る直前に祖母が他界しました。重い気持ちで大会に臨んだのですが、このような大きなプレゼントをいただいて、これからも一生懸命やろうという気持ちになりました」悲しみを胸に戦い抜いた4日間。その先に待っていた日本での初優勝は、何より大きな励ましとなった。韓国ツアーでは通算8勝を誇る実力者。しかし、その8勝目以降は優勝から遠ざかり、「焦っていた」と率直な胸の内も明かした。「韓国では8勝を挙げたのですが、それから優勝できなくて焦っていました。でも、私の大好きな国・日本で9回目の優勝を遂げることができて本当に感謝しています」。月曜日決着は2024年大会以来、史上5度目。「月曜日という珍しい曜日に優勝することができて、私の人生の記憶に残る大きな大会だったと思います」。さらに、4日間とも熱戦を繰り広げた選手たちにも「一緒にプレーしていただいた選手の方たちにも労いの言葉を送りたい」と感謝を口にした。最後は日本語で「みなさま本当にありがとうございます。お疲れ様でした」と締めくくると、会場からは大きな拍手が送られた。悲しみを乗り越えてつかんだ日本初優勝。“キューティフル”の愛称で親しまれる26歳は、日本のファンの心も大きくつかむ一勝を挙げた。