木下稜介は新たな相棒とともに今季初優勝を目指していく。(撮影:ALBA)
<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇1日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)>今季すでに4位以内が3回と好調の木下稜介が、ドライバー(1W)、さらにアイアンも一新して今大会に臨む。1Wに関しては5月からテストを繰り返し、満を持しての投入。今季の好調ぶりと新たなクラブが噛み合えば、2年ぶりのツアー4勝目も見えてきそうだ。
【写真】顔もかっこいい! これがBSの新1Wです
今季初の予選落ちに終わった「BMW日本ツアー選手権 森ビルカップ」からの3週間は、トレーニング中心の調整とともにクラブのテストに時間を費やしてきた。「1Wは『中日クラウンズ』あたりからテストしていて、試合が空いた期間に合わせてアイアンもテストしてきました」。開幕から好成績が続く中でのクラブ変更は、それだけ手ごたえがある証拠だろう。 投入するのはブリヂストンのいずれも未発表モデル。1Wは「B-Limited BX★★TOUR」と確認できる。「フェースがザラザラしている効果だと思うんですけど、食いつきを感じてコントロールしやすいです。今のエースよりもヘッドスピードがなぜか0.5~1m/s上がるので、初速も上がって飛距離も出ていますね」。これまでのエースドライバーに比べて弾き感はないものの、ボール初速などのデータは上回っているという。 ドライビングディスタンスは昨季、自己最高の292.97ヤード(33位)を記録した。今季はそこから大きく伸ばして297.61ヤード(21位)。ここからさらに飛距離が伸びるとなれば、完全に飛ばし屋の仲間入りだ。 アイアンはネック部分の刻印などから「B-Limited 100CB」。打点エリアの後方が盛り上がったキャビティ形状は現行モデルの「241CB」と共通している。「上がりやすくて、初速が出るんで、上から落としやすいアイアンですね。スピンは少なめなんでサイドスピンも入りづらい。スピンで止めるというより、高さで止めるイメージです」。例年、パーオン率では上位につけるショットメーカーが選んだアイアンだけに、今後はツアーでも注目を集めそうだ。 「試合でやってみないと分からない点もあるんで、道具を変えて一発目でどうなるか。雨でプリファードライになるとスコアが出るだろうし、昨年パー4だった16番がパー5になったこともあるので、優勝するには20アンダー以上は絶対いるのかな」。武器になりつつある飛距離と持ち味の切れ味鋭いアイアンショットで伸ばし合いを制するつもりだ。(文・田中宏治)