トップでは右手のヒラからグリップが少し離れていて、浮いているようなイメージ。不安定かなと思うくらいゆるゆるに
300ヤードを飛ばすドラコン女子プロ松浦美侑は、シャフトをしならせるポイントに脱力を挙げる。トップから切り返した瞬間にシャフトに負荷をかけるには「右手の脱力」がマストで、クラブをゆるゆるに握っているという。
【連続写真】トップで右手からグリップが浮くほど緩く握り左に踏み込む ドラコン女子の300ヤードスイング
◇ ◇ ◇トップから切り返した瞬間は、スイング中に最もシャフトのしなりを感じられるタイミングです。でも、右手を強く握っているとシャフトはしなりません。私はハーフウェイバック以降に右手を緩めていきながら、トップでヘッドを垂らしています。「クラブが抜けそう」と少し不安定かなと思うくらいゆるゆるにすると、ヘッドが垂れてシャフトがしなるんです。さらに右手グリップを緩めるタイミングで、下半身は反対方向(目標方向)に動き始める意識を持つとシャフトに負荷がかかって、しなりが最大になります。グリップ圧を緩めながらも、しっかりと振るためには右手の握り方も重要。トップでは右手のヒラからグリップが少し離れていて、指だけで引っかけています。引っかける指は中指、薬指、小指の3本だけ。親指と人差し指は余計な力が入りやすいので、ほとんど力を入れていません。練習では親指と人差し指をグリップから離したままフルスイングするのも効果的です。一連の動きを覚えるためには、右手で片手素振りをしてみてください。手元が右肩の高さを過ぎたら右手のグリップを緩めます。そのままトップまでクラブが動いている間に、下半身をダウンスイング方向へと動かします。クラブと下半身が逆方向に動くことでシャフトに負荷がかかり、大きなしなりが得られるのです。その際、右手は脱力していることが欠かせないというわけです。シャフトをしならせるためにはパワーが必要だと思っている人も多いのですが、一番大切なことは脱力すること。どんなにパワーがあっても右手を強く握ってしまうと、速く振ることもできないしシャフトはしなりません!
■松浦美侑まつうら・みゆ/1998年生まれ、兵庫県出身。滝川第二高校、東北福祉大学という名門ゴルフ部を経て、2024年からJPDAドラコンプロに転向。身長161センチ、体重58キロで300ヤードを飛ばす。今後の活躍が期待されている◇ ◇ ◇●森田理香子のドライバ―ショットを詳細分析! 関連記事『ヘッドを“ポン”と置くだけでインパクト効率激変!?……』を読めば、その秘密が分かります。