ゴルフパートナー

日本勢過去最多の16人出場 世界1位の偉業達成もかかるエビアン選手権がまもなく開幕

2026/07/07 13:00

2024年大会では古江彩佳がトロフィーを掲げた(撮影:佐々木啓)

<アムンディ・エビアン選手権 事前情報◇6日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>海外女子メジャーの今季第4戦が、風光明媚なレマン湖を見下ろすフランスのリゾートコースで現地時間9日に幕を開ける。フラットなライがないといわれるほど、湖に向かって傾斜がきついホールが続くコースで、132人が頂点を目指す。 【写真】米ツアー同期! 全英覇者とエビアン覇者のハグ 2013年に“メジャー昇格”を果たした本大会だが、今年は賞金総額が過去最高の910万ドル(約14億7700万円)に達し、優勝者には13万6500ドル(約2億2100万円)が贈られることがすでに発表されている。本大会は日本勢との相性も抜群だ。メジャー昇格前には現・日本女子プロゴルフ協会会長の小林浩美(1997年)、宮里藍(09、11年)が優勝。距離が決して長くなく、技術が試されるコースで、正確なショットが求められることで知られる。そして24年大会では古江彩佳が優勝カップを掲げた。初日をトップと1打差で滑り出すと、2日目に単独首位に立った。3日目は逆転されるも依然1打差の2位。運命の最終ラウンドは2バーディが先行したが、その後は12番までに2ボギー。ステファニー・キリアコウ(オーストラリア)との一騎打ちで、14番から3連続バーディを奪うと、同スコアで並んで迎えた最終18番でイーグルを奪取し優勝を決めた。今年は日本勢16人が出場を決めている。2年ぶり2度目の大会制覇を目指す古江をはじめ、昨年の「AIG女子オープン」(全英)に続くメジャー優勝を狙う山下美夢有にも期待がかかる。メジャー第3戦の「KPMG全米女子プロ選手権」では前哨戦で勝利し、同大会でも12位に入っており、好調をキープしたままエビアンに乗り込む。そのほか過去出場経験のある笹生優花、西郷真央、畑岡奈紗、岩井明愛、岩井千怜、竹田麗央、勝みなみ、吉田優利、渋野日向子、西村優菜ら米ツアー組がズラリ。原英莉花は初出場、日本ツアーからは佐久間朱莉と桑木志帆も参戦。髙橋彩華はスポンサー推薦でフランスの地を踏む。日本勢の活躍とともに大きな期待が集まるのは、ネリー・コルダ(米国)の偉業達成。ネリーはここまで「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」、「全米女子プロ」とメジャー3冠を達成。今大会を制すれば全5メージャーのうち4つを制するキャリアグランドスラムを果たすことになる。今季はメジャー初戦のシェブロン選手権、全米女子オープンとメジャー連勝。全米女子プロでは優勝争いを演じるも8位に終わった。メジャー3連勝は逃したが、年間メジャー3勝以上という記録は残されている。昨年大会は最終18番でイーグルを奪取したオーストラリアのグレース・キムがジーノ・ティティクル(タイ)に追いつき、プレーオフに突入。2ホール目で再びイーグルを奪い、奇跡のメジャー初優勝を成し遂げた。今年はどんなドラマが待ち受けるのか。