初優勝を挙げた倉林紅が感じる、環境の変化(撮影:福田文平)
<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前情報◇8日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6700ヤード・パー72>「環境がガラリと変わった」。先週、初優勝を挙げた倉林紅(こう)は、その勝利の重みを感じながら北海道へやってきた。
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史上最多の7人によるプレーオフを制したが、その時のことを振り返ると「ゾーンに入っていた。自分の感情に左右されずプレーオフもできていた」。改めて自身の優勝シーンを動画で見返し、「いいパットだったんだな」と感慨深げに振り返った。ルーキー一番乗りの優勝となり、先輩たちから祝福を受けたのはもちろん、宮城県勢としても初の勝利。「本当にたくさんのメッセージをいただいた」と笑顔がこぼれる。さらに、この勝利で今大会のプロアマ出場が急きょ決まり、前夜祭にも参加。慌ただしい数日間を過ごしているが、こうした経験も環境が変わったと実感する理由の一つだ。この優勝で来季シードも当確。「やっぱりQTは出たくないと思っていたので」と、シード争いを気にせずプレーできる精神的な余裕を手にしたことも、大きな変化だ。優勝後の実戦ももちろん初めて。同級生で先にツアー優勝を経験した選手に心得も聞いたそうで、「『気楽にいつも通りやればいい』と言ってくれて少し気が抜けた。また自分らしく一から頑張れたら」と、気負うことなく次なる戦いへ目を向けられている。あす開幕を迎えるが、意外にも北海道でプレーするのは初めて。洋芝でのゴルフについては、「先週はフライヤーのミスがあったんですが、今週はそれがなさそうなので、いい感じに振り抜ける」と相性は悪くない。今大会後には、地元・宮城県で開催される「明治安田レディス」も控える。「みんなすごく帰りを楽しみにしてくれている」と“凱旋”に胸も高まる。初優勝から、うれしい悲鳴を上げるほど慌ただしい日々が続くが、新たな景色を楽しみながらルーキーは歩みを進めている。