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「徐々にレベルアップできれば…」 山下美夢有は“大好き”な大会で欧州メジャー2勝目へ

2026/07/09 07:30

山下美夢有は4度目の挑戦。今年は戦略方法に変化がある(撮影:ALBA)

<アムンディ・エビアン選手権 事前情報◇8日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>「景色もキレイで、フェアウェイも狭いから日本のコースっぽい。毎年、上位になりたい。気持ちも入りますね」。山下美夢有は、風光明媚なエビアンで行われる今大会を「大好き」と話す。 【現地写真】山下美夢有が“大好き”と話す舞台 鮮やかな花畑も広がる まだ日本ツアーメンバーだった2023年に初出場。48位で終えた。翌年も出場し39位。そして米ツアーメンバーになった昨年は14位と尻上がりに順位を上げている。「1回目、2回目は経験も少なかった。初めてのコースで攻め方も違ったのかな」。この2年間は、安全にグリーン中央を狙い、パーを取ろうとする場面が多かったことを思い出す。それが米ツアーが主戦場になると「ピンを攻める」戦略にシフト。毎年同じコースで行われるため、出場した回数はそのまま上積みになる。6月の「マイヤーLPGAクラシック」で今季初優勝。その後は「KPMG全米女子プロ選手権」でも12位に入った。先週は米国に残りショートゲームのバリエーションを増やすための取り組みや、パッティングの出球を確認するなどの調整を行った。今年1勝目については「体のコンディションや気持ちの部分がかみ合わずに、ゴルフにも影響がでていた。それをリセットできたのが優勝。今季初優勝できて少し自信にもなりました」と振り返る。勝てそうで勝てなかった日々を打破したのは大きな意味を持つ。昨年の「AIG女子オープン」(全英)制覇に続く、欧州でのメジャー2勝目を目指す戦い。そのうえで自分への注文も忘れない。「やりたいことは達成できていない。そこのレベルアップを徐々にしていけば、上位にも食い込めるかな」。向上への意欲は強まるばかりだ。「例年はグリーンが硬くて止まらないイメージもあったけど、今年はドンと止まる。スコアも伸びると思います」。昨年よりも、さらにピンを狙う機会は増えそうだ。欧州を襲う熱波により、開幕前日の最高気温34度まで上がるなか、18ホールを回るプロアマで最終確認も完了。環境の変化も、さらに上積みしてきた経験で乗り越えていく。(文・間宮輝憲)