キャリアグランドスラムを達成しローリー・マキロイが見据える先とは(撮影:GettyImages)
<ジェネシス・スコットランド・オープン 初日◇9日◇ザ・ルネサンスC(スコットランド)◇7282ヤード・パー70>今季最後のメジャー「全英オープン選手権」の前哨戦とも言える「ジェネシス・スコットランド・オープン」が開幕。トップ選手が顔をそろえた初日、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は「65」と好発進を決め、トム・キム(韓国)、パトリック・キャントレー(米国)ら5人と並ぶ首位に立った。
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1イーグル、5バーディー、2ボギーの内容に、「すべてがうまくいった。とくにティーショットがすごく良かった。僕のショットが安定している。ティショットの安定を(全米オープンの)シネコックから感じていた。フェアウェイを捉えたら攻めることができるので、スコアにできるチャンスが増える。きょうはそういう日だった」と納得顔だった。4月のマスターズで史上4人目の大会連覇を果たしたあと12週間で、「全米プロ選手権」、「全米オープン」のメジャー2大会を含む4試合に出場したのみ。スケジュールを軽くしている利点を聞かれると、「家族ともっと過ごすことができる。うまくバランスがとれたライフを送っていると感じている」と人生を謳歌しているようだった。昨年、キャリアグランドスラムを達成して「とても解放感がある」とした一方で、「だからと言って慢心せず、目標は持ち続けなければならない。シネコックでスコッティ(シェフラー)と話したんだけど、『グランドスラム』を達成したら目標は変わる。次に何を達成したいかを考え直さないといけないとね」と、世界ランキング1位と2位はメジャー期間中にそんな会話を交わしていたという。現在37歳のマキロイは「あと10年はプレーする」と話したが、「40代後半まで続けているかは分からない」とも感じている。グランドスラムを達成し、肩の荷を下ろしたが、「それで満足したわけじゃない」ときっぱり。「グランドスラムが最終目的地だったけど、そうではなかった。それは終わりのない旅であり、自分でその旅から降りて別のことをしようと思うまで続くんだ」とマキロイ。まずは今週、スコットランドでの勝利を目指す。(文・武川玲子=米国在住)