ルーキー・鳥居さくらがスリクソンの未発表ドライバーで好発進(撮影:鈴木祥)
<明治安田レディス 初日◇16日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6692ヤード・パー72>待望のプロ初イーグルだ。13番パー4、残り166ヤードから鳥居さくらが放った2打目はそのままカップイン。「いいラインで、止まってくれたらいいなと思ったらボールが消えた。カメラがいたら良かったのに…(笑)」。2度目の挑戦で合格した、昨年のプロテスト2日目以来となる“◎”。「そのときも6番アイアン。(相性が)いいのかな」と笑った。
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この日、テーマにしたのはパーオン率だった。かねて熱望していた清水重憲キャディにバッグを担いでもらうことになり、2人は事前から作戦を練ってきた。ツアー1位の佐久間朱莉でもパーオン率は71.57%。「トップ選手でも13回。それを超えられたら残りはパットで、絶対にチャンスはくる」。パーオンは14回で目標達成。バーディも3つ奪った。新しいクラブも実戦投入した。契約するダンロップの未発表ドライバー。『ZXi RKT』と刻印されており、「ロケットみたいな初速」と話題になっている。鳥居はスタンダードモデルを選択し、シャフトは三菱ケミカル『テンセイプロオレンジ1K 5S』を継続した。「今までクラブにこだわりがないと思っていたけれど、かなりあったみたい(笑)。構えたときの顔が良かったし、ドローヒッターの自分がしっかり振れたときのつかまり感が良かった」。微調整のすえ、信頼を寄せる一本に仕上がった。2週間前には、1歳年上でプロテスト同期の倉林紅が、史上最多7人によるプレーオフを制してルーキー一番乗りの初優勝を飾った。鳥居はスマホでプレーを見守り、その姿を目に焼き付けた。「同期の優勝がエンジンをかけてくれました。目指すは紅ちゃん。ルーキーイヤーで優勝したいし、シードも獲得したい」。プロ初イーグル、新ドライバー、同期からの刺激…。この追い風に乗って、優勝のチャンスを手繰り寄せる。(文・笠井あかり)