そろそろ初優勝がほしい大出瑞月(撮影:鈴木祥)
<明治安田レディスゴルフトーナメント 3日目◇18日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6692ヤード・パー72>今週はプレーオフを回避したい。4週前の「ニチレイレディス」でツアー史上最長2時間6分のプレーオフを戦い、惜敗したことが記憶に新しい大出瑞月。「67」「70」「66」とスコアを伸ばしトータル13アンダー。首位と1打差の2位タイで、自身初の最終日最終組に入る。
【写真】にっこりカメラ目線の早大卒インテリプロ
「コツコツコツ、という感じです。偉い。ミスショット、ミスパットをしても、バーディがいっぱい出るコースだから、その1回のチャンスにとらわれず、次って切り替えられています」。17番で5メートル、最終18番で4メートルのパットを沈めて連続バーディ締め。ロースコア争いとなったムービングデーにしっかり伸ばした。QTランキング11位で始まったプロ11年目の今季は、4月の「KKT杯バンテリンレディス」から6試合連続の予選落ち。「今年はムリだな」と半ば諦めモードだった。それでも、同じくピンと契約する先輩・鈴木愛の助言もあり、そこから復調。「最近はあんまり怒らないようにしています、疲れるから。怒っても変わらないし、まあ、笑っても変わらないですけど、ははは!」。そして、ニチレイレディスで初優勝が目前に迫った。そのプレーオフで学んだのは「運も要る」ということ。「運をめっちゃ信じているわけではないですけどね。最近のラッキーですか? なんだろう…信号でギリギリ行けた、意外と青(信号)が長かったとかかな(笑)」。再び初優勝のチャンスが巡ってきても、大出節は全開だ。昨年に続いてバーディ合戦となり、首位と4打差に14人がひしめく混戦状態。その優勝争いから一歩抜け出し、そのままゴールテープを切りたい。「あしたはピンポジションが難しいと思う。ショットでつけるよりは、パターを入れたい。いつも通りですね」。今度こそ18ホールで勝負を決める。(文・笠井あかり)