オンラインストアで売り切れ中の『PHANTOM12』に女子選手が飛びついた!(撮影:上山敬太)
<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇21日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>
【画像】高さの感覚を養える「ブリッヂ型」を構えた顔
本格的な暑さや降雨もあって、先週は重めのグリーン対策が目立った国内女子ツアー。宮城県から舞台を福岡県に移した練習日では、スコッティ・キャメロンの新形状『PHANTOM12』を試す選手が目についた。明日23日が正式発売日なのに、既にオンラインストアでは在庫切れ。「タマがない」中、今週が女子選手への初供給になったという。 まず、三ヶ島かなの第一印象を聞くと「削り出しみたいで、パチッといける感じ。重いグリーンでいけるって思いました。でも、ド・エース(パター)があるので、そこは譲れない……。グリーンが重かったら“(投入も)ある”と思います。選択肢が増えたという感じ」と話していた。
『PHANTOM12』は、未発表プロトタイプ時にリディア・コが投入していきなり「60」を叩き出した話題の新形状。盛り上がった“ブリッヂ型”で高さの感覚が養える、左右の長いアライメントが特徴となる。ボディとフェースはアルミ製で、ステンレスを低い位置の外周に配置した、高MOI設計パターだ。 永峰咲希は練習ラウンドを経て、いきなり「投入する」意向だと言う。
「打感はやわらかめで、今週みたいに頑張って打たないといけない時は、振れます。振っても飛ばないので、しっかり打てますね。前重心で、置いたときにこんなに後ろがピタッと感があるのは、不思議な感じです。私は前重心のほうが好きなのですが、打つと『前だな』っていうのがある。(練習ラウンドで使ってみて)座りがいい。 前重心が好きだから、ストローク時にヘッドが後ろに垂れない感じ。座りがいい分、アライメントも取りやすい。(ブリッヂ型の長い線が)安定するかも。基本、(アライメントが)点のパターばかりを使っているので、ここまで長いと逆にいいかもって思いました。(ラインが)短いよりは、目に入りづらい。(自然と馴染む感じ)」(永峰)また、脇元華も「投入します」と、いきなりGOサイン。重めのグリーン対策として、ツアー担当の澤岩男氏と相談して以前からリクエストしていたとか。
「今週はグリーンが重いので、澤さんにお願いしていた“重たいグリーン用”のパターを受け取って試しました。エースとネックが似ていた(シングルベント)ので切り替えやすく、重さがある分しっかり届いてショートすることもなく打感も良い感じです。ラインに対してフェース面を合わせやすく、アライメントの長い線も違和感なく構えられてとても良い印象。先週はパターに鉛を貼ったりしてみたのですが、しっくりこなかったので剥がしてしまい、今回のパターはとても綺麗に仕上げてもらえて助かっています。明日からの試合で早速使ってみる予定で、今後はグリーンの状態に合わせて、基本はエースパター(P5)を使いつつ、重いグリーンでは今回試したパター(12)に切り替えるなど対応していきたいと思います」(脇元)先週は、阿部未悠も「重いグリーン用」のマレット型のサブパター投入が奏功した形だが、キャメロンパター勢にとっても『PHANTOM12』は即効性が出るのか、引き続き注目したい。