西村優菜が今季初の日本参戦。フランスでの休暇を経て、モチベーションも高まっている(撮影:上山敬太)
<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇22日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>米国女子ツアーを主戦場にする西村優菜が、推薦枠で今大会に出場する。自身にとっては今季初の国内女子ツアー参戦。この日は30度を超え、熱中症アラートが発令されるほどだったが、「暑いほうが好き」と語る西村は笑顔でプロアマ戦を回り、その後も入念に調整を重ねた。
【写真】フレッシュ100% 西村優菜の高校生時代
同週に開催される米ツアー「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」はウェイティングで出場資格の繰り下がりを待ったが、出場はかなわなかった。「ヨーロッパに出られなくて、もちろん悔しい思いもあるんですけど、こうして推薦をいただけたことはすごくありがたい。一生懸命プレーしたい」と前を向く。来週30日開幕の「AIG女子オープン」(全英)の出場権を持たないため、次戦は8月13日開幕の「スタンダード・ポートランドクラシック」を予定している。シーズンは後半戦に入り、現在のポイントランキングは103位。シード獲得へ向け、ここから巻き返しを図る。「推薦をいただいた試合なので、頑張りたい気持ちはすごく大きいですし、次のポートランドからだと試合数が少ないので、この試合で弾みをつけたい」と意気込みを口にした。前戦の海外女子メジャー「アムンディ・エビアン選手権」では初日に好スタートを切ったものの、2日目に「74」と崩れ、3試合連続の予選落ち。「気持ちが下がってしまっていた」と胸の内を明かした。ただ、今大会で見せる表情は明るい。その理由は、「初めて」という一週間クラブを握らないオフにあった。「練習しないと不安になるタイプ」。そんな西村だが、状況を打開するために変化を求めた。「いい成績が出なくなってきた時、モチベーションを落としてしまうのが一番怖い。そこは保っていなきゃいけない。クラブ握らない選択も、今はありなのかなと思いました」。休暇という大きな決断を下した。エビアン翌週はフランスに滞在し、観光や食事を満喫。「リフレッシュというか、モチベーションを上げるという意味で、“ゴルフをしたい”ってならなきゃいけないなと思った。(ゴルフがやりたい気持ちに)なって帰ってきたので、それがいい選択だったと自分が思えたらいい」と笑顔を見せた。「何が正解かわからないんですけど、モチベーション高く入れているので、良かったのかなとは思います」。初めてクラブを握らない一週間を過ごしたことで、表情にも前向きさが戻ってきた。回復したモチベーションを、結果へと結びつけたい。(文・高木彩音)