急きょキャディをしてくださりました(写真:本人提供)
高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。今季で3年目を迎えるツアー生活で目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
【写真】今週も日本人の方々が応援にきてくれました
◇みなさん、こんにちは! 谷田侑里香です。オハイオ州で開催された「グレーター・トレドクラシック」を終えて、私はいま、コネチカット州にいます。先週はドタバタの一週間でした。カナダで発生した大規模な山火事の影響で、私たちがいた地域も大気汚染に見舞われました。これによって3日間の予定だった試合は初日が中止となり、2日間36ホールの競技へと変更。さらに、練習日の木、金曜日はコースがクローズになってしまいました。初めてのことで戸惑いましたが、ほかの選手から情報を集めたり、自分で調べたりしながら、インドア練習場を探しました。そこで優しいオーナーさんに出会い、無事に練習することができました。みんな同じ状況でしたし、いい経験になったと思います。大気汚染の数値が下がったため、試合は開催されましたが、それでも普段よりは高めだったので、健康面には十分気をつけなければいけないと感じました。ボランティアキャディがいなかったため、セルフプレーで試合に臨みました。すると、応援に来てくださっていた日本人の方が、『キャディをやるよ』と声をかけてくださりました。お言葉に甘えて急きょ、お願いし、バッグを担いでいただくことになりました。その力をお借りした最終日(2日目)は、ボギーなしの「68」で回り、18位タイで大会を終えることができました。エプソン・ツアーでノーボギーで回るのは、2024年8月「ワイルドホース女子ゴルフクラシック」第2ラウンド以来2度目で、順位もこの2年間では最高位となりました。率直に、本当にうれしかったです。目標としていたパーオン14回以上も、2日間ともクリアでき、これまでやってきたものが結果に出てくれたという大きな手ごたえを感じています。成績はもちろんですが、それ以上に、応援してくださっている方々の前でいいプレーを見せられたことが何よりうれしかったです。キャディをしてくださった方は、今年4度目の応援でした。調子が上がっているのに結果につながらず、もどかしい思いをしていた私を、ずっと励ましてくださっていました。『本当に良かったね!』とおっしゃってくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。ほかにも3人の方が来てくださり、本当にいろんな方が応援してくださっているおかげです。とてもうれしい一週間になりました。
そんな一週間を終え、今週は自然とこれまで以上に気合が入ります。月曜日はオハイオ州からコネチカット州まで、友人の選手と約10時間をかけて車で移動しクタクタでしたが、火曜日は朝早くからコースに向かい、練習ラウンドをしました。というのも、今週の「ハートフォード・ヘルスケア女子選手権」は4日間競技。今年から開催コースが変更し、私は水曜日のプロアマに出場しないため、どうしても火曜日に18ホールを確認しておきたいと思っていました。雨や雷で中断もありましたが、なんとか最後まで回り切ることができました。コースは、とにかくグリーンが速いという印象です。ほかの選手とも『今年イチ速いね』と話しています。フェアウェイは狭く、ラフは深く、グリーンは硬くてアンジュレーションも大きく、かなりタフなセッティングになると感じています。スコアは伸びにくそうですが、私はこういう耐えるコースは好きです。今週もパーオン14回を目標に、丁寧なマネジメントをしていきたいと思います。今週は優しいご夫婦のホストファミリーのお宅でお世話になります。キッチンには日本メーカー・象印の炊飯器がありました。ここ1カ月以上は鍋でお米を炊いていたので、ひさしぶりにおいしいお米が食べられそうで、うれしくなりました。先週つかんだ手応えを自信に変えて、今週を迎えることができています。やることは変わらず、目標に向かって頑張ります。みなさん、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします!