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完治しないケガ抱える成田美寿々が5年ぶり『66』 “飛ばしガマン”の意識で「わざと、わざと…」

2026/07/23 15:03

成田美寿々が復活に向けて歩みを進めている(撮影:上山敬太)

<大東建託・いい部屋ネットレディス 初日◇23日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>2019年大会覇者の成田美寿々が、今季自身2戦目となるレギュラーツアーで好スタートを切った。ほぼ風もなく、30度を超える真夏日。その初日に7バーディ・1ボギーの「66」をマークし、上位でホールアウトした。 【写真】黄金コンビです 瀬令奈&美寿々がドレスアップ 「66」は2021年の「KKT杯バンテリンレディス」2日目以来で、60台で回ったのは24年「ゴルフ5レディス」初日の「68」以来。初日トップ10スタートも同大会以来となる。「自分のやりたいことというか、きょうは“これ”をやり通すということができました。すごくパッティングの調子が良かったので、リズム良く、気分良く回ることができました」と晴れやかな表情を見せた。ツアー通算13勝を誇る33歳は、再起の途上にある。2020-21年シーズン開幕前に痛めた腰の影響で不振に陥り、21年にシードを喪失。22年11月に無期限休養を宣言し、23年の出場は1試合のみ。復帰した24年も16試合で棄権1度、予選落ち8度と苦戦が続いていた。さらに昨年は、5~6年前から抱えていた左手親指の痛みが再発。「脱臼しているみたいな。腱が伸びちゃっている」と明かし、今年5月の国内シニアツアー「リョーマゴルフ 日高村オープン」(女子プロの部)に参戦した際は、「何件も病院を回って、先週、治らないことがわかりました」と苦しい現実を受け止めている姿があった。今年2度目のレギュラーツアーは「楽しい」というのが本音。だからこそ「早く自力で出れるようになりたい」とシード復活に向けて挑んでいる。そんな目標に向けて、この日は大きな一歩となった。「やり通す」と決めていたことは、「8割、7割で振る」意識だ。親指への負担を減らすため、「ドライバーの飛距離を捨てて軽く振るという、いかにむきにならないか。一緒に回っている人と飛距離が一緒でも、負けていても、それを貫き通せるか」とスイングの力感を変えて、今大会までの練習で意識してきた。