悲願の初優勝はまたもお預けとなった(撮影:上山敬太)
<大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇26日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>国内下部のステップ・アップ・ツアーで通算6勝を誇る34歳・仲宗根澄香は、悲願のレギュラーツアー初優勝にあと一歩届かなかった。
【写真】初優勝を挙げて歓喜の涙を流す加藤麗奈
首位と2打差の2位で終えた3日目には、「変わらず攻め続けていきたい。6アンダー、7アンダーを出さないと優勝に絡めないと思うので、そこを目指していきたい」と意気込んでいた。最終日は最終組でティオフ。前半は同組の加藤麗奈が5つ、皆吉愛寿香が6つスコアを伸ばすバーディラッシュを見せたが、仲宗根は2つにとどまり、首位の加藤と5打差で後半へ。「離されてしまったので、ちょっと厳しいかなという気持ちもチラチラしつつ、最後まで諦めずに頑張ろう」という思いでプレーを続けた。後半に入ると、加藤と皆吉はスコアを伸ばしあぐねる展開に。17番終了時点でともに1つ落とすなか、仲宗根はベテランらしい粘りで3つ伸ばし、首位と1打差で最終18番パー4を迎えた。全員が2打目でグリーンを捉え、仲宗根は右上7メートルにオン。沈めれば追いつくという一打だったが、ボールはカップ手前でわずかに右へ切れた。悔しさをにじませながらも笑顔を見せ、キャディから「ナイスパット」と声をかけられると、「ありがとうございます」と返した。「最終的に1打差で最終ホールを迎えることができたので、悔しい気持ちが一番大きいですが、いいプレーができたかなと思います」。囲み取材では悔しさがあふれ、涙を流した。後半の追い上げは、「勝ちたい」という強い思いが原動力だった。「最後まであきらめずにやり切りたかった。その気持ちがバックナインでいいプレーを引き出してくれたかなと思います」と振り返る。3試合前の「ミネベアミツミレディス」に続く優勝争い。「この7月は2試合ですごくいいプレーができて、本当にもう少しで届くのかなと思えた。残りのシーズンで絶対につかみとれるように、これからも頑張ります」と前を向いた。今回の結果により、メルセデス・ランキングは21位に浮上。シード復活へ大きな一歩を踏み込んだ。「少しずつ自信もついてきた。残りのシーズンも自信を持って、優勝目指して頑張りたい」。悲願のレギュラーツアー初優勝へ、挑戦は続いていく。