ゴルフパートナー

厚いインパクトでつかまりMAXの1W新シャフト “硬い”パターもバーディ量産に貢献【勝者のギア】

2026/07/27 14:32

ブリヂストン一色のクラブセッティングで初優勝(撮影:上山敬太、ALBA)

<大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇26日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>猛暑のなかで行われた大会を制したのはプロ2年目、19歳の加藤麗奈だった。2日目に「64」の大爆発で単独首位に立つと、3日目もトップをキープ。最終日は同じ最終組の仲宗根澄香、皆吉愛寿香との激しいデッドヒートのすえに初の栄冠を手にした。 【写真】スピーダー新作は真っ白? 昨年はステップ・アップ・ツアーで1勝を飾り、今季は昨年のファイナルQT7位の資格で参戦。ここまでなかなか結果に結びついていなかったなかで、絶好のチャンスをモノにした。4日間通して1イーグル・23バーディを奪ったゴルフはどんなクラブから生み出されたのか。パター以外はすべて契約するブリヂストン製。ドライバーは昨秋発売の『BX1LS」。低スピンモデルで、6月の「宮里藍 サントリーレディス」からは9月に一般発売される新シャフトを投入した。藤倉コンポジットの飯村俊哉氏によれば、「当初スピーダーNXグリーン50Sを使用されていましたが、右に抜けることが多く、持ち球のドローにならないと悩んでおられました。そこで、NXホワイト50Sをテストしたところ、インパクトが厚くなり程よくつかまってくれ、出球が安定しました」と即スイッチを決断したという。「自分はしっかりしたものと、しなりを感じるシャフトが好き。もともとスピーダーがめっちゃ好きなので、普通にしっくりきた」と違和感なくチェンジ。つかまりの良さと安定した弾道を手に入れ、さらにはヘッドに鉛を張るなど微調整も施してバーディ量産につなげた。そして、大会を通じていちばん活躍したのはパター。サンデーバックナインではバーディを奪えずに終わったが、18番の2.5メートルをはじめ、しびれるパーパットを決め切った。パターは5月の「ブリヂストンレディス」から使用しているPINGの『PLD Ally Blue』のオンセット。「硬い打感が好き」とオーダーした1本がしっくりきた。下の番手にもこだわりがある。プロ入り前までは50度、56度とウェッジ2本でプレーしていたが、アプローチの重要性を感じ、いまでは3本で戦う。そのウェッジにはカーボンシャフトを挿している。アマチュア時代はスチールシャフトだったが、ブリヂストンと相談の上、アイアン含めカーボンにシフト。こちらも手ごたえありの変更だったようだ。猛烈なバーディ合戦に乗り遅れない攻めのゴルフで勝ち切った。ここから2勝目、3勝目へと向かっていく。【加藤麗奈の優勝セッティング】1W:ブリヂストン BX1LS(9度/スピーダーNXホワイト 50S)3W:ブリヂストン BX1ST(15度/スピーダーNXグリーン 50S)5W:ブリヂストン BX1ST HY(22度/スピーダーNXグリーン 50S)4.5U:ブリヂストン BX1ST(22度.25度/Steel Fiber H PLUS 75R)6I~PW:ブリヂストン 241CB(Steel Fiber FC R)48,52,58度:ブリヂストン BITING SPIN(Steel Fiber FC R)PT:PING PLD Ally BlueオンセットBALL:ブリヂストン ツアーB X