ゴルフパートナー

アマチュアはショートパットでラインを消して強く打っちゃダメ!?  ツアープロが教える「ジャストタッチ」なら3パットが激減するワケ

2026/07/29 12:00

ショートパットも傾斜があればこれだけ膨らませましょう

ショートパットは浅く強く打ち、ボールが曲がる前に決めるのがセオリーだ。しかし、「傾斜があるなら、ジャストタッチで狙ったほうがカップインの確率は高まります」と通算2勝を誇る髙橋竜彦は言う。その真意を聞いた。 【連続写真】ツアープロはここまで見る! 後ろ・しゃがむ・反対・ヨコ…ライン読みルーティンを公開 ◇ ◇ ◇プロがショートパットをラインが切れないほど強く打てるのは、狙ったラインへ真っすぐ打ち出せる高い技術があるからです。打ち出し方向が正確なので、強く打ってもカップのど真ん中から沈めることができます。一方で、ストロークが安定しないアマチュアが同じように打つと、打点がブレて打ち出し方向が狂ったり、回転が不十分で傾斜の影響を受けたりしやすくなります。その結果、大きくオーバーして返しのパットが残るケースも少なくありません。バーディパットなら、一転してボギーのピンチを招くこともあります。1.5メートルほどの距離があるなら、傾斜を読んでジャストタッチで打つ方がおすすめです。距離感さえ合っていれば、たとえ入らなくても3パットのリスクを大きく減らせます。また、ラインを少し膨らませることで、カップを広く使えるのもメリットです。真っすぐ強く打つ場合は、正面からカップインさせる必要があり、使える入口はカップの3分の1程度しかありません。一方、ラインを膨らませればヨコから入る可能性もあるため、カップの半分ほどを使えるイメージになり、カップインの確率を高められます。ラインが読めても、正しく構えられなければパッティングのスキルは向上しません。ラインを読み、打ち出し方向のスパットを決めたら、そのスパットを見続けたままアドレスを取りましょう。カップを見ながら構えてしまうと、狙った方向へ打ち出しにくくなり、ミスの原因も分からないまま、パットの悩みが深くなってしまいます。 ■髙橋竜彦たかはし・たつひこ/1974年生まれ、福岡県出身。日本大学ゴルフ部を経て98年にツアーデビュー。2005年にプロ初勝利を挙げ、06年には中嶋常幸を抑えてメジャー優勝。ショップライト所属