<MAIN STAGE JOYX OPEN 事前情報(1日競技)◇31日◇JOYXゴルフ倶楽部上月コース(兵庫県)◇7039ヤード・パー72> レギュラーツアー並みの豪華な顔ぶれが揃うツアー外の1日競技「MAIN STAGE JOYX OPEN」。DPワールドツアー(欧州ツアー)を主戦場とし、昨年大会でプロゴルファー人生2度目の優勝カップを掲げた川村昌弘が、今年も戻ってきた。昨年8月に公傷から復帰したが再び10月に戦線離脱。今はまた“リハビリ期間”に入っていた。
【写真】2度目の手術を行った川村昌弘の右手
2024年9月の「アムジェン・アイルランドオープン」を最後に、両手首の痛みにより戦線離脱。2025年1月に左手首、2月には右手首の手術を受け、6月の「日本ゴルフツアー選手権」で約9カ月ぶりに実戦復帰を果たし、復帰2戦目の今大会で優勝を挙げた。 そして8月の「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」で欧州復帰を果たしたが、「気温も高くなくて、ちょっと痛いかもしれない…」と右手首の痛みを感じた。試合を重ねるごとに痛みは増し、復帰4戦目となった10月の「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」では痛みに耐えきれず、再び戦線を離れることになった。 昨年1月に右手首の骨と骨を止める手術を行ったが、別の個所に炎症が起こっていた。今年1月には痛みを緩和させる手術に踏み切った。今年は米国で全米オープン予選、英国で全英オープン予選、国内では「岐阜オープン」や「三重県オープン」など、ツアー外の競技に出場して様子を見ている。ドクター的には“完治”との判断だが、「ドライバーを打つときに痛みが出る」と、ティショットは全力で打てず、4日間は持たない状態という。 「痛いなりに加減しながら、いいスコアで回れるんです。60台前半とかも出たりします。ゴルフがうまくなっています(笑)」とプライベートゴルフではスコアをまとめるコツはつかんでいる。「もちろんこの大会は連覇が目標です」と力強く語った。 昨年手術に踏み切ったのは、世界最高峰の米ツアーに挑戦するため。「万全な状態になって上(米国)を目指すために手術したのに…」と思うような経過にはなっていない。大会後には再び医師に相談する。まだ先の見通しは立っていないが、まずは欧州復帰、そして米ツアー挑戦の道を一歩ずつ進むための最善策を見つけていく。(文・小高拓)