佐久間朱莉が海外挑戦への思いを強くした(撮影:佐々木啓)
<北海道meijiカップ 事前情報◇6日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6709ヤード・パー72>同期の桑木志帆がメジャー制覇を成し遂げた一方で、無念の予選落ちで引き上げた全英の地。佐久間朱莉が今の率直な思いを口にした。
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取材では笑顔で2日間の戦いをこう振り返った。「本当にいろいろな面で足りなかったところがありましたが、ティショットはよかった」。記者からの質問に笑顔で応じていたが、桑木の優勝について問われると、どこか唇を噛むような表情を見せ、悔しさをにじませた。桑木とは同学年で、プロ入りも同期で、ともに93期生にあたる。 「すごくうれしかったですし、おめでとうと思った」。仲間の勝利をたたえながらも、その言葉は重い。続けて、本音も吐露した。「それ以上に悔しい。自分も戦えるはずなのに、全然戦えなかった」優勝の一方で予選落ち。この結果は到底受け入れられるものではない。だからこそ、佐久間の言葉は本音であり、正直にその思いを話す姿に、芯の強さも感じた。今季の海外メジャーは4試合に出場し、2試合で予選落ち。最高位は「全米女子オープン」の22位で、「アムンディ・エビアン選手権」では35位だった。「全米とエビアンは少し手応えを感じている中で迎えた全英だったので、何もできなかったことが悔しい」。今季メジャー最終戦で予選落ちとなっただけに 、余計に後味も悪い。その悔しさを晴らすには、再び海外メジャーに立つしかない。これまで海外ツアー参戦への強い思いを口にしてこなかったが、「全英に出る前より、海外に行きたい気持ちは強くなったというのは事実です」と話した。Qシリーズ(予選会)のエントリー締め切りは現地時間10月6日。「エントリーの期間を調べたんですが、まだ時間はあるので考えながら。今の自分の調子をどこまで上げていけるかが、後半戦のキーになると思います」とも話した。「試合に勝つのであれば、スポットで行くより向こうで戦い続けた方がチャンスは上がるのではないか」。メジャー制覇への道筋を描きながら、この悔しさを晴らすべく、次なるステージへ向かうのか。佐久間は熟考している。(文・齊藤啓介)