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笹生優花主催ジュニアイベントに宮里美香らが参加「純粋にゴルフを楽しんでほしい」

2026/08/07 07:15

左から片平光紀さん、笹生優花、宮里美香(撮影:ALBA)

米国女子ツアーを主戦場とし、国内ツアー通算2勝、海外女子メジャー「全米女子オープン」2勝を誇る笹生優花が、5日からの2日間、ジュニアイベント「第6回 YUKA MEET&GREET~5周年記念イベント~」を静ヒルズカントリークラブ(茨城県)で開催。今回は、国内ツアー通算2勝、米国女子ツアー通算1勝の宮里美香、米ツアー経験を持ち、現在は中継でラウンドリポーターを務める片平光紀さんも参加した。 【写真】軽快なトークでジュニアを楽しませる3人 笹生が2人に声をかけたのは、「5年目というのもあって、いつもと違うような、もっといい思い出になるようなイベントにしたい」という思いから。「呼ぶとしたら美香さんかなって思って。来ていただいて本当にうれしいですし、片平さんもアメリカでいろいろ経験があるし、私がジュニアイベントをやるコンセプトに対して、お2人が一番合うと思いました」と理由を明かした。参加したのは小学4~6年生の10人。笹生の助言に加え、宮里、片平さんからもアドバイスを受けられる充実した内容となった。宮里にとってジュニアイベントへの参加は今回が初。笹生からの声かけで実現した。2人の出会いは、笹生が17歳だった2019年。笹生がベストアマチュア賞を獲得した「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で、笹生の父が宮里に声をかけたことがきっかけだった。その後、2020年には練習ラウンドをともにし、翌週には初めて食事へ。「すごくうれしくて、とても楽しかったのを覚えています。ゴルファーとしてもそうなんですけど、人としてもすごくリスペクトしています」。現在は所属するマネジメント会社も同じで、「なんでも相談ができます」と頼もしい存在。宮里が「妹みたいな感じ」と表現すると、笹生はうれしそうに照れ笑いを見せた。 かねてジュニアとの交流を望んでいた宮里にとっても、今回のイベントは特別な機会だった。「子どもたちと触れ合いたいとすごく思っていて、いつか私もやってみたいなと思っていた」といい、「子どもたちが真剣にゴルフに取り組んでいる姿勢って、すごくうれしいですし、純粋にゴルフを楽しんでほしいなと思うので、参加できて、私自身がいろいろ勉強になっています」と実感を込める。今後に向けても「すごくいいきっかけ」となる貴重な時間となったようだ。レッスンでは、スイングやショートゲームを指導しながらジュニアと積極的に言葉を交わし、その表情は終始やわらかく、楽しげだった。そんな宮里が子どもたちに感じてほしいと語るのが、「純粋にゴルフを楽しむ」こと。「近くに全米女子オープンチャンピオンの方がいるので、みんなそういうふうに(世界を)目指していると思いますし、そのアシストというか、サポートができればいいなと思いますけど、みんながみんな、世界を目指すかどうか、それは置いといて、純粋にゴルフを楽しむというのは大事だと思う。あまり“こういう”ゴルフマインドになってほしくない気持ちはあります」海外での生活が長かった宮里が言う“こういう”ゴルフマインドとは、妥協を許さないストイックな姿勢。「アメリカにいてすごく感じたこと。日本のジュニアって、競技ゴルフに対してすごく真剣に取り組む」「いいことだと思うんですけど、ゴルフはゲームだから、純粋に楽しむということを今回、すごく学んでほしい。世界に行くのは、後々でいいんじゃないかなと思います」と胸の内を明かした。 「結果や目標に向かって努力すること」「ゴルフそのものを楽しむこと」。その両立の大切さを伝えたいという思いは、笹生も同じだ。目標達成までのプロセスを楽しむ姿勢に、2人の考えは重なっていた。片平さんはこの場を「スペシャルなイベント」と表現する。「いまのジュニアがどんなレベルなのかも分からなかったので、私自身も勉強になりました。優花ちゃんの教え方を見ていると、一人ひとりにしっかり向き合っていて、本当にすごいなと思いました」と話し、学びと刺激を得た様子だった。笹生は今回のようなイベントを今後も継続していきたい考えだ。「1回目なので、いろいろ覚えることはたくさんあると思うんですけど、これが最後じゃないということを私は祈っています」と笑顔で2人に視線を向けた。来年もこのメンバーで、ジュニアたちに“ゴルフの楽しさ”を伝える光景が見たい。(文・高木彩音)