パターの特性は形状じゃなく机に置いて判断しよう!
パターは「ブレード」「マレット」「ネオマレット」の3カテゴリが主流の時代が続いたが、近年は「ゼロトルク」が存在感を高めている。パターマニア・追分浩一が34モデルのパターを分析し、4カテゴリに分類してくれた。
【性能早見表】形状だけでは判別不可! 最新パター34モデルで自分のストロークに合うものを見つけよう
◇ ◇ ◇パターの世界において、ブレードパターはトゥ・ヒールバランスでフェースを開閉しやすい、マレット型はフェースバランスでストレートに動きやすいといわれてきました。しかし、最近はマレット型でもネック形状によってトゥ・ヒールバランスになり、アーク型やセミアーク型に分類されるパターが増えています。ローリー・マキロイやスコッティ・シェフラーなど、多数の選手が使用して注目されている『スパイダーツアーX』はまさにセミアークの象徴的な存在です。一方でブレード型でも、タングステンを使ってフェースバランスにしているモデルも登場しています。さらに話題のゼロトルクは今までになかった新感覚の振り心地です。では、ヘッド形状だけでパターの特性が分かりにくくなった現代で、どのように自分に合うかを判別すればいいか。とても簡単な話で、ヘッドを垂らすように、台の上に置くだけで分かるんです。台の上に置いたときに、フェースの傾きが45度くらいならば、フェースを開閉して使いやすいタイプ。フェースローテーションが大きい『アーク型』の人にピッタリです。
フェースは少し開くけれど、『アーク型』ほどではないというパターは、緩やかにフェース開閉できるので『セミアーク型』のストロークと合います。ブレード型を長年使っていた人でもスイッチしやすいはずです。
台の上に置いたときに、フェースが真上を向くならば、フェースバランスなので、真っすぐ引いて真っすぐ打つ『ストレート型』の人が扱いやすいモデルとなっています。
近年話題のゼロトルクはトゥが上を向くトゥアップバランス。ライ角、フェースアングルが変わらない振り感は他の3タイプにはない新感覚のものです。
試打リスト■フェース開閉を使いやすい『アーク型』パターテーラーメイド『TPトラスパター B1TH トラスヒール』オデッセイ『ダマスカス ミルド ロッシーS』オデッセイ『Ai-ONE ミルド ONE T』スコッティ・キャメロン『スタジオスタイル ニューポート2』スコッティ・キャメロン『スタジオスタイル ニューポートプラス』ピン『スコッツデール アンサー2D』ミズノ『Mクラフト OMOI No.2』コブラ『LIMIT3D ピスター45 3D』プロギア『PRGR デザインパター BC-33』PXG『バトルレディ トルピード』■緩やかにフェース開閉しほぼストレートに振りやすい『セミアーク型』パターテーラーメイド『スパイダー ツアー V』テーラーメイド『スパイダー ツアー F』テーラーメイド『スパイダー ツアー X』オデッセイ『Ai-DUAL トライビーム #7』オデッセイ『Ai-DUAL ジェイルバードミニDB 1/2ボール』オデッセイ『マイクロヒンジ 2ボール V-Line』オデッセイ『Ai-ONE トライビーム 2ボール』スコッティ・キャメロン『スタジオスタイル スクエアバック』スコッティ・キャメロン『ファントム5.5』スコッティ・キャメロン『スタジオスタイル ファストバック』コブラ『LIMIT3D ENZO』ピン『スコッツデールTEC ヘイデン』■真っすぐ引いて真っすぐ打てる『ストレート型』パターテーラーメイド『スパイダー ツアー』オデッセイ『スクエア 2 スクエア TRI-HOT ジェイルバード SB』オデッセイ『Ai-ONE ジラフビーム ジェイルバードミニ』ピン『スコッツデール CRAZ-E』ピン『スコッツデール TEC アリーブルー オンセット』ゲージデザイン『G-TUBE3』■新感覚の『ゼロトルク型』パターテーラーメイド『スパイダーZT MAX』オデッセイ『Ai-ONE スクエア 2 スクエア MAX1』オデッセイ『Ai-ONE スクエア 2 スクエア MAXストライプ』PXG『ヘルキャット ZT』L.A.B.GOLF『OZ.1』L.A.B.GOLF『DF3』■試打・解説 追分浩一おいわけ・こういち/ショートゲームの理論に精通したティーチングプロ。スイングとクラブのマッチングをもとにしたフィッティングにも力を入れている。