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契約外のプロからも大人気のワケは? テーラーメイドのFWの“良さ”を男子プロと専門家に直撃してみた

2026/08/12 12:14

テーラーメイドのフェアウェイウッドはなぜ人気?

国内男子ツアーの選手たちのバッグを覗くと、契約の有無にかかわらずテーラーメイドのFWが入っているケースが多い。そこで、選手たちにその理由を聞きつつ、ギアコーチの筒康博に性能的な側面を解説してもらった。 【試打評価】最新32モデルのFWを6項目で採点 『Qi4D』と他社の顔も比較できる! ◇ ◇ ◇今年5月に開催された「ミズノオープン」の会場にて、まず話を聞いたのは勝俣陵。「完全に顔が好きですね。少し逃げた顔が好きなので、16.5度を16度に立てて作ってもらっています。性能でいえば、ちょっとしたミスヒットにも強い気がしますし、単純に飛距離が出る。スピンも適正で、高さも出て、“完璧”という印象です」(勝俣)顔という部分では、岩田寛も同意見。「芝に置いたときに左を向かない。左を向いていると、逃がして打つイメージが出てしまう。とにかく構えやすいですね」(岩田)飛距離性能については木下稜介も似たような意見を聞けた。「振ったぶんだけ飛んでくれるのがテーラーのFWという印象ですね。他社のものは吸収する感じがする。テーラーは飛び感というか、インパクトしたときにちゃんと飛んで行く感じがあって使っています」(木下)また、スピン量においては篠優希が太鼓判だった。「スピン量の安定感がありますね。スピンが少ないタイプなので、以前はドロップして曲がっていた。けど、3,300回転くらいで安定して打てるし、上目に当てればスピンが減って飛距離も出せる。操作性もスピン量を増減できる点も気に入っています」(篠)男子プロたちの中では「構えやすく、飛距離が出て、ミスにも強い」ということで人気を博していることがよく分かった。一方、ヘッド分析をした筒は設計的な観点からこう話す。「程よい深重心なのが、テーラーメイドのFWの特徴です。重心が深くなれば、打ち出し角の高さを確保しつつ、適正スピンの弾道で飛ばせます。また、ソール角が他のメーカーよりも小さくなっています。平らに設計することで、インパクトロフトのズレを抑えられて、弾道が安定するのです。もう1つ、トゥ側の出っ張りがある顔も特徴的。選手たちの構えやすいというのはここから来ているのでしょう」(筒) ただし、クラブ選びの際は注意点があるのだという。「ヘッド分析や弾道計測を行うと、テーラーメイドのFWは番手による『低重心率』の差が小さいことが分かりました。言い換えると、どの番手でも近い重心位置になるように精密な設計がされているのです。そのため、3Wと5Wを打ち比べたときに、弾道の微妙な差はあるものの、ランを含めた飛距離の差はごく小さくなっていました。3Wと7Wなど間を空けるか、番手ごとに異なるモデルを合わせるのがオススメです」(筒) ■試打・解説筒 康博つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。ドライバーのHSは42m/s。インドアゴルフレンジKz亀戸店で日々アマチュアの悩みに応える小坂圭司こさか・けいじ/インドアゴルフレンジKz亀戸店支配人。所属コースでクラブチャンピオンになった経験を持つトップアマ。HS48m/sで飛距離は300ヤードを超える