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全英女王・桑木志帆が“凱旋” さらなる進化へ新アイアンのテストも「あすから使ってと言われれば…」

2026/08/12 17:34

新アイアンを手に笑顔の桑木志帆(撮影:米山聡明)

<NEC軽井沢72ゴルフ 事前情報◇12日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6590ヤード・パー72>「体調は大丈夫です! 先週、休んだので」。2週前に海外メジャーの「AIG女子オープン」(全英)を制した桑木志帆が、“凱旋試合”の会場になる軽井沢で、元気な姿を見せた。 【写真】ブリヂストンの未発売アイアンを激写! すでに11日には会場に入り、前日はイン、きょうはアウト9ホールをチェック。水曜日は朝から大雨が降り続いたが、午前9時には先週の「北海道meijiカップ」で初優勝を挙げた吉澤柚月とともに、コースへ飛び出していった。あいにくの天候により、ティショットを打ったのは1番のみで、その他はグリーン周りのチェックをするにとどめたが、先週の充電期間で蓄えた力を放出している。ラウンドを終えるとテレビインタビューなどを挟み、打撃練習場へ。ここでは、今後を見据えて、動いた。契約するブリヂストンが、先日に発表したばかりの新アイアン『100CB』をテスト。打席では、同社担当者に「いい感じ」「打ちやすいし、あすから使ってと言われたら使える」といった言葉や、サムズアップで好感触ぶりを伝えるなど、にこやかな雰囲気だ。このアイアンを初めてテストしたのは、4月末に行われた「NTTドコモビジネスレディス」の会場。その時は、“打感をもう少しやわらかくしたい”、“抜けをもう少し良くしたい”、“スピン量を今のアイアンと同じ水準にしたい”と3点の要望を出した。そして、再び手にしたクラブには「今のアイアンと違和感もないし、あまり気になるところはない」と満足。そのヘッドを何度も頼もしく眺めた。桑木が現在愛用するアイアンの『241CB』は、全英女子でも4日間のパーオン率が80.6%(58/72)を記録するなど、キレ味の鋭いショットで何度もチャンスを作り上げた。「打感が好きですし、スピンも適正で自分に合っていますね」と話し、2024年から使い続けているまさにエース。ただ、クラブの進化はめざましいもの。打点部を肉厚にし、インパクト時のフィーリングを向上させるなど性能が上がった『100CB』の感触がエースに近づけば、“鬼に金棒”と言える。ここからさらなる微調整を行い、投入も視野に入れている。しっかりと打ち込んだ後はアプローチ、さらにパッティングも調整。会場では、他の選手や関係者から『おめでとう』の声もかけられ、祝福ムードも漂う。メルセデス・ランキングでも、全英優勝の800ptが加算され、2位の菅楓華に759.38pt差の1位。女王獲りが加速する今季3勝目へ、着々と準備を進めていく。(文・間宮輝憲)