一度右足前にヘッドをセットしてから打つ浦上(撮影:高橋淳司)
身長159㎝で最長飛距離321ヤードを誇るドラコン女子選手・浦上真乙(うらがみ・まい)。今回は、アマチュアでも飛ばせるドライバースイングのポイントとして、ドローボールを打つコツについて聞いた。
【連続写真】足はスクエアで上体と腰を右に向けて構える 浦上真乙の300ヤードスイング
◇ ◇ ◇ドラコンで飛距離を稼ぐために、ヘッドの軌道は基本的にインサイド・アウトに入れています。シンプルにドローを打ちたいからです。女子のドラコン選手で、フェードで飛ばしている選手はほとんど見かけません。距離を出すためには、ドローでないと難しいのです。インサイド・アウトの軌道で打つために一番大事なのは、アドレスです。ここを間違えるとドローは打てません。まず、足も体もスクエアに構えます。次にワッグルとして腰の高さくらいまで振り上げた後、「右足の前で仮想ボールを打つ」というイメージを持った状態で、ヘッドを右足前まで下ろします。この時、体は仮想ボールを、つまり若干右を向いているはず。その体の向きを保ったまま、手元とヘッドだけをボールにセット。これで足はスクエア、体は右を向いたドローアドレスの完成です。こうしておけば、右サイドに懐ができるため、自然にインサイド・アウトに振りやすくなり、ドローが打てるようになるのです。もう一つ、意識していることがあります。ヘッドを地面につけずに浮かせて構えることです。ヘッドを地面に置いていると、始動で手先にキュッと余計な力が入ってしまうんです。でも、最初から浮かせていると、右足に乗る反動を利用して振り上げることができるので、手先に余計な力が入りません。ヘッドを浮かせることで脱力できるようになるので、一度試してみてください。■浦上真乙うらがみ・まい/2000年生まれ、京都府出身。身長159cm。学生時代はラグビー選手として活躍。社会人になってからドラコンプロとして活躍。2024年YAMATO SERIES全日本王者に輝く。最長飛距離321ヤードを誇る。