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2戦連続上位の菅楓華は副賞の重機に目がキラリ 農家を営む実家へ「プレゼントしたい」

2026/08/20 18:25

菅楓華がどうしても欲しい副賞って?(撮影:上山敬太)

<CAT Ladies 事前情報◇20日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6657ヤード・パー72>「実家で必要だと思うので、毎年、この大会では結構、頑張って狙ってるんです」 【写真】実用性しかない! 副賞のミニホイールローダ 菅楓華が、はにかみながら明かす。頭に思い浮かべているのは、今大会の優勝副賞になっている重機のミニホイールローダ。もともとは除雪作業車とあって「宮崎はあまり雪が降らないけど…プレゼントしたい」とも言うが、米やキュウリ、トマトを生産する実家では農作業にも使えるとあって、副賞にかける思いは強い。ゴルフの状態も上向きなのが、そんな気持ちに拍車をかける。「北海道meijiカップ」は4位タイ、そして先週の「NEC軽井沢72ゴルフ」は2位と、3週前の「AIG女子オープン」(全英女子)から帰国後、出場2試合連続で上位フィニッシュしている。この成績をけん引しているのがショット。「だいぶよくなってますね」と手応えを感じている。「セカンドショットがピンに絡む回数が増えているし、ショットでリズムを作っていくタイプで、それもよくなりました」。狭かったリンクスから、広い日本のコースでプレーしていることが「振り切れるようになった」といういい効果も生んでいる。今週の箱根のグリーンは高速設定でも知られる。そこで重要になるのがパターの調子。「パターが一つ決まれば流れもよくなるし、もう少し決まってくれれば」。今季2試合目だった3月の「台湾ホンハイレディース」以来となる優勝へのラストピースに、グリーン上のプレーを挙げた。現在のメルセデス・ランキングは1422.67ptで2位。ただ、1位は全英優勝で800ptを加算し、2081.35ptまで伸ばしている桑木志帆だ。その差は658.68pt。1勝しただけではひっくり返らないだけに、ここからしっかりと積み上げていく必要がある。8月も後半に入り、間もなく「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」(9月10~13日)、「日本女子オープン」(10月1~4日)のメジャー2大会が続く秋の陣も始まる。勝てば400ptが手に入る公式戦タイトルは、女王戴冠のためにも欲しいもの。「まだ日にちはあると思っても、あっという間に来ると思う。しっかりとメジャーで戦えるように、今週も上位に入りたい。3日間大会でもしっかりトップ10には入り続けられるように」。視線はさらに上を向く。「本格的に(農家を)やっているので、重機は多いんです」。小さいころから、実家の作業車に乗って写る写真も多い。「お父さんと一緒に乗って、楽しいイメージもあります」。家族からも「この大会は重機があるから頑張って」と言われ、期待も背負っている。菅家に新たな一台、そして年間女王のタイトルを持ち帰るためにも、孝行娘はまずここで今季2勝目を目指していく。(文・間宮輝憲)