山下美夢有は今季2勝目へ王手をかけた(撮影:GettyImages)
<CPKC女子オープン 3日目◇22日◇ロイヤル・メイフェアGC(カナダ)◇6452ヤード・パー70>山下美夢有が独走態勢に入った。2日目を終え、2位に5打差をつけていたが、その勢いは衰えず、6バーディ・1ボギーの「65」をマーク。その差を6打に広げた。
【写真】山下美夢有みたいな“完ぺきオンプレーンスイング”の作り方
3日目も危なげないゴルフだった。フェアウェイ、パーオンを外したのはそれぞれ2回だけ。序盤こそ静かな立ち上がりだったが、4番パー4のセカンドはカップのすぐそばに寄せるショットでバーディを奪った。「うまくベタピンについてくれて、いいスタートを切れた」と振り返る一打が、この日の6バーディの号砲となった。5番パー5では、結果はパーだったが、3打目を「フルスイングできる距離」に残す手堅いマネジメントを見せれば、続く6番では、セカンドショットがもう少しでカップインという絶妙なショットを披露。「1つでも取ろうという気持ちでやっていたので、それがスコアにもつながってくれたんじゃないかなと思います」と振り返った。一方で、最後にわずかなほころびも見せた。17番パー3までボギーなしでプレーしていたが、アプローチを寄せきれず、ボギーとした。「ノーボギーでも来ていたので悔しかった」と唇をかんだ。それでも「本当に大きなミスとかはなく、ショットも安定しました。うまく切り替えて最後バーディにつなげることができた」と、最終18番はあすにつながるバウンスバックとなった。初日から首位の座を守り、2日目からはその差を広げてきた。6月の「マイヤーLPGAクラシック」に続く、今季2勝目がかかる。米ツアー初優勝をメジャーで飾った「AIG女子オープン」(全英)では2日目に首位に立ち、最後までその座を譲らなかった。一方で、昨年の「メイバンク選手権」、今年の「マイヤーLPGAクラシック」は、いずれもプレーオフを制しての優勝だった。米ツアー2年目ながら、優勝争いの経験値も確実に増えている。「いつも通りにプレーするだけかなと思います」。そんな言葉にも頼もしさを感じさせる。最終日に向けては「今日と変わらず。まずはフェアウェイキープもそうですし、1番はリズム。全てのショットにおいていいリズムで、1番ホールからいいショットいけるように頑張りたい」と話した。英国、マレーシア、米国で勝利を挙げてきた山下。優勝コレクションにカナダの勝利を加えたい。