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河本結が前夜の“映像チェック”で目標達成3位 逆転女王獲りへ「次のメジャーがすごく大事」

2026/08/23 15:37

河本結が笑顔で箱根決戦を終えた(撮影:上山敬太)

<CAT Ladies 最終日◇23日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6657ヤード・パー72>首位と1打差で迎えた最終18番パー5は、3打目を完璧なスピンコントロールで奥1メートルのチャンスにつけた。バーディパットは、深めにスライスラインを読んだが、思ったようには曲がらず。カップ左に外れるのを見ると、河本結は悔しそうにひざを曲げた。 【連続写真】河本結はなぜ曲がらない? “つかまった”フェードは頭残しがカギ トータル4アンダーの19位からスタートした最終日は、「トップ10に入るために2ケタまで伸ばしたい」とプレーに集中した。前半で3つ伸ばしサンデーバックナインに入ったが、ここから前夜、“予習”に費やした時間が生きることになる。「上位の選手のプレーを映像で見たら、みんなインコースが難しいって言っていて。そう感じてるのは自分だけじゃないんだなと思えた」。そのままプレーも見返す。それは「風が吹いて難度が上がったインを見たかった」から。初日をイーブンパー・46位と出遅れた河本は、2日目にインコースからプレーを開始した。「風がなく、グリーンが止まる状態でインを回れた。きのうときょうでは難易度は変わると思った」。その2日目はインをパープレーでまとめ、後半のアウトで4つ伸ばした。上位進出のために、普段はあまりしないという映像チェックで、難度が増す午後のインコースを確認した。アゲンストが吹いた11番パー4は、残り200ヤードから3番ウッドを握った2打目が横7メートルについたが、これをねじ込んだ。続く12番パー3もティショットを2メートルにつけて、連続バーディを記録した。17番でも1メートルを確実に決めて、後半だけで3バーディ。優勝には手が届かなかったが、トータル10アンダーまで伸ばして3位タイと目標を達成した。大会を終えメルセデス・ランキングは6位。「年間女王」を目指すシーズンだが、1位の桑木志帆が「AIG女子オープン」(全英)を制したことで800ポイント(pt)を加算。さらに今大会も河本と並ぶ3位で終えたため、差は875.96ptと縮まらなかった。ただ、この現状は「あまり意識していない」という。「次のメジャーがすごく大事」と照準は、3週後の「ソニー 日本女子プロ選手権」(9月10~13日、片山津ゴルフ倶楽部 白山コース/石川県)に合わせている。今年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続くメジャー2勝目となれば、400ptを加算。もちろん桑木の結果にも左右されるが、逆転への足がかりになる。初日から尻上がりに伸ばして終えた箱根の3日間。「落ち着いてました。無理に攻めることもなく淡々とプレーできました」。メンタル強化を成績につなげている河本が、女王レースも淡々と走っていく。(文・間宮輝憲)