米下部ツアー初優勝を挙げた杉浦悠太。昇格に大きく近づいた(撮影:GettyImages)
<アドベントヘルス選手権 最終日◇23日◇ブルーヒルズCC(ミズーリ州)◇7383ヤード・パー72>杉浦悠太が8バーディ・1ボギーの「65」で回り、米国下部コーン・フェリーツアー初優勝。日本勢では今田竜二、大西魁斗に次ぐ3人目の同ツアー制覇となった。
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単独首位から出たが、8組前のオースティン・ヒット(米国)が「60」のビッグスコアを叩き出し、トータル28アンダーでクラブハウスリーダーとなった。終盤、2打差の2位から追う展開となった杉浦は、16番でピンそばにつけてバーディを奪うと、続く17番もバーディ。これで首位タイに並ぶと、最終18番パー5では3打目を1メートル弱につけてバーディを奪い、土壇場で逆転を果たした。「とにかくうれしいです。今シーズン始まってから苦しい時間が長かったので、本当にうれしい」と喜びを爆発させた。最終ホールには、48位タイで競技を終えた石川遼も駆けつけ、杉浦の勝利を祝福した。今季から米下部ツアーを戦っているが、ここまでトップ10入りはなく、最高位は15位。苦しい戦いが続いていただけに、今回の勝利は格別だった。シーズンも残り4戦。「芝が日本と違うし、アメリカ内でも芝が違ってくる。その対応にすごく悩まされていますけど、少しずつ良くなっています」と、米国での戦いにも徐々に順応している。レギュラーツアー昇格にはポイントランキング上位20人に入る必要がある。今大会での優勝により、85位から23位まで浮上した。「PGAツアーを目標に今シーズンはプレーしている。まずは大きく近づけたことがすごくうれしいし、残り少ないので、しっかり勝ち取れるように頑張りたい」昨年は平田憲聖がポイントランキング15位でシーズンを終え、レギュラーツアー昇格を果たしている。杉浦も同じルートで、来季のレギュラーツアー昇格を目指す。日本ツアーでは2023年の「ダンロップフェニックス」で史上7人目(73年以降)のアマチュア優勝を果たし、その日のうちにプロ転向。24年の「日本プロ」では初出場・初優勝を果たし、25年には「ACNチャンピオンシップ」を制して、最優秀新人賞を獲得した。