小斉平優和が連覇へ自信をのぞかせた(写真は日本ゴルフツアー選手権)(撮影:鈴木祥)
<Sansan KBCオーガスタ 事前情報◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72>昨年優勝の小斉平優和が力強く連覇を宣言した。
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一昨年はプレーオフに残ったものの、まさかの3連続OBで敗退。昨年はその雪辱を果たし、歓喜の初優勝を飾った。今季はここまでトップ10入りがなく、ポイントランキング55位と苦戦しているが、このコースでは全く違った姿を見せてくれるはずだ。「やっぱりいいコースですね。最高です」。1年ぶりに戻ってきた初優勝の舞台の印象を、小斉平はストレートにこう表現した。練習にも自然と力が入る。「昨日張り切って練習し過ぎたんで疲れてます」と苦笑いを浮かべた。先週は国内ツアー今季2度目の予選落ち。シーズンを通しても、なかなか思うような成績を残せていない。「取り組んでいることだったり、ゴルフの内容は良くなっているんじゃないかと思うので、そろそろ結果を出したいですね」。今季はボールの高さやスピン量を増やし、硬いグリーンでも止められるアイアンショットを目指して、スイングを調整している。「世界を目指してやっているんで。昨年までは球が低くて、自分では納得できない部分が大きかったので、大きく変えています」。過去には米下部ツアーでプレーするなど、海外志向が強く、今季は国内と並行してアジアンツアーにも参戦している。海外でのプレーを見据えての取り組みだが、今週の硬く仕上がったグリーンでも、高弾道のアイアンショットは効果を発揮しそうだ。一方で気になるのは暑さ。プロアマが行われた26日の福岡県は38度まで気温が上昇した。「昨年までこんなに暑い中やってたっけなって、ビビってます(笑)」。予報では2日目以降、暑さはやや和らぐものの、初日はこの日と同等の暑さ。万全の対策が必須となる。「コースは大きく変わっていないし、グリーンは硬くて速いんで、優勝スコアは昨年と同じぐらいだと思います」。昨年の小斉平のスコアは18アンダー。2019年の比嘉一貴が記録した26アンダーを除けば、過去10年は14アンダーから19アンダーと、昨年並みのスコアで決着している。今大会の目標を問われると「優勝です。連覇します」と堂々のV宣言。アジアンツアー経由でDPワールドツアー参戦を目指す28歳は、酷暑の中での一戦を制し、世界への足掛かりを築くつもりだ。(文・田中宏治)