出水田大二郎(左)とキャディの森福允彦さん(撮影:ALBA)
<Sansan KBCオーガスタ 初日◇27日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72>ソフトバンクホークスや巨人で活躍した元プロ野球選手の森福允彦さんをキャディに起用した出水田大二郎が、3アンダーの「69」と順調なスタートを切った。2人はコース上だけでなく、ホールアウト後の取材でも息の合ったやり取りを披露し、報道陣の笑いを誘った。
【写真】元中日のエースもキャディをやりました
森福さんが今大会でキャディを務めるのは3度目。過去に他の選手のバッグを担いでいるのを見ていた出水田が今年は早めにオファーを出したことによりコンビが実現した。親交が生まれたのは森福さんがまだ現役だった10年前のゴルフコンペだったという。森福さん「そこで僕が優勝したんですよ」出水田「それで僕が提供したパターが当たったんだけど、森福さん、左打ちだから…」森福さん「申し訳ないけど、ゴルフ好きの知り合いにあげちゃいました(笑)」仲の良さを伺わせる、明るい雰囲気で当時のエピソードを披露したが、ラウンド中は息の合わない場面もあったようだ。イーグルを奪った前半13番パー5でのこと。「僕はハイタッチに行ったんですけど、パターを渡されました(笑)」(森福さん)。出水田は軽くタッチしたと反論したが、森福さんは「パターを渡す方がメーンだった」と最後まで納得いかない様子だった。今大会では、スタートホールで選手自身が選んだ登場曲が流れている。出水田はホークスの球団歌である「いざゆけ若鷹軍団」をセレクト。また大会2日目の28日には、球団のレジェンドでもある内川聖一さんがラウンドレポーターとして出水田の組に付くことが決まっている。すっかりホークス色に染まっている出水田は「すごい人が来ると緊張しちゃいますね」と苦笑いしつつも、「芥屋はパッティングなんで、明日はバンバン決めていきたい。上は伸びているんで、捕らえられるようにガンガン伸ばしていきます」と2日目の猛チャージを宣言した。森福さんも「本人もショットの調子はいいと言っているので、最低でも今日の倍、6アンダーは行ってもらいたいと思います」と期待を込める。出水田のツアー1勝は2018年の今大会。ホークスOBたちにパワーをもらい、思い出のコースで8年ぶりとなるツアー2勝目を目指す。(文・田中宏治)