ゴルフパートナー

ゴルフ界の“SHOHEI”が鬼門を突破 ルーキー・小田祥平がV戦線浮上「ビビることなく」

2026/08/29 07:30

小田祥平、ゴルフ界の「SHOHEI」が優勝戦線浮上(撮影:ALBA)

<Sansan KBCオーガスタ 2日目◇28日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72> 今春、専修大学を卒業したばかりのルーキー、小田祥平が2つのイーグルなどで、この日のベストスコアタイとなる「64」をマーク。トータル11アンダーにスコアを伸ばし、首位と4打差の3位タイにつけた。トップ10圏内での予選通過は初めて。ゴルフ界に現れた“ショウヘイ”は臆することなく、一気に初優勝を目指す。 【写真】超仲良し姉弟 河本力&結の2ショット これまで苦しんできた2日目を今週はビッグスコアで走り抜けた。5月の「~全英への道~ミズノオープン」は7位から49位、6月の「BMW日本ツアー選手権森ビルカップ」は2位から37位と2日目に失速。さらに先週の「~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」は初日12位から予選落ちを喫していた。 「ルーキーだからというのもあると思うんですけど、2日目になるとカットラインとか、周りを気にして自然と守りに入ってしまっていました。昨日は上がりが3連続ボギーで、2日目も攻めていかなきゃいけないと思えたので、逆に良かったのかもしれませんね」。刻みたくなるホールでもドライバーを握って攻め続けたことが好スコアに繋がった。 2イーグルはともにチップイン。折り返しの18番パー5は花道から23ヤードを58度で。6番パー5はグリーン手前のバンカーから放り込んだ。「バンカーに入れた2打目はミスショットでした。ダウンスロープで奥まで行っても仕方ない状況だったんですけど、ピンに当たって入ったんでラッキーです」。 漢字は違うが、名前はドジャースの大谷翔平選手と同じ“ショウヘイ”。さらに「夏の甲子園で横浜高校の織田(翔希)投手が活躍したじゃないですか。字は違うんですけど“オダ”も、“ショウヘイ”も今、波に乗ってると思うんで、ボクもそれに乗っていきたいですね。この名前を与えてくれた親に感謝です」。名前が同じということを、こんなふうに考えられるのだから、なかなかポジティブな性格だ。 3日目はいずれも今大会で優勝経験がある香妻陣一朗、河本力と最終組でのプレー。小田は今季ドライビングディスタンス10位(301.72ヤード)と飛距離を武器にしているが、2人はその上を行く飛ばし屋だ。「ビビることが一番良くないと思うので、自分のスイングを18ホール貫きたいと思います。ルーキーらしくドライバーを握って、それが曲がるようならまた練習します」。2日目という鬼門を突破したルーキーに恐れるものは何もない。(文・田中宏冶)