永井花奈が今季2勝目へ好位置(撮影:鈴木祥)
<ニトリレディス 2日目◇28日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>開幕前日のプロアマでコースをチェックしたとき、永井花奈はフェアウェイキープの重要性を感じた。「フェアウェイにいけばグリーンが止まるので簡単になるけれど、そこにいかせるのが難しいコース」。ドライバーの精度向上に力を入れた。
【写真】ん? 野生動物がコースを疾走
先週の「CAT Ladies」は6位で終えたものの、フェアウェイキープ率73.8%(31/42)だったティショットには不満が残った。そこで注目したのが入射角。「4度アッパーだと右に行くミスがでる傾向がある。2度アッパーにおさえられると、気持ちよく自分のフェードが打ちやすい」。弾道計測器のDCクワッドとにらめっこしながら、調整を重ねた。角度とリズムに意識を集中しして、この日はキープ率78.5%(11/14)と上々。ラフに入ったホールも「大丈夫なほうにミスをしていた」と、ピンを狙っていける場面が多かった。それだけに、「もうちょっと伸ばしたかった」と悔しさをのぞかせる。第2ラウンドはスタート遅れと中断で日没サスペンデッドとなり、午後組の58人がホールアウトできず。永井花奈は3バーディ・ボギーなしの「69」で回り、トータル3アンダー・暫定4位でホールアウトした。だが、上位という感覚はあまりなく、「ちょっと足りない気がする。少しでも(首位との)差は詰めておきたかった」。結局、首位と2打差の5位タイで決勝ラウンドに入ることになった。実は、北海道では絶好調。昨年の「ニトリレディス」4位、今年は「ミネベアミツミレディス」で9年ぶりの復活優勝、「北海道meijiカップ」2位と、直近3試合すべてでトップ5に入っている。球が沈みやすい洋芝も「打ちやすいです。打ち込める感じがあるので」とニコリ。ツアー初開催の釧路で、狙うは“北海道クイーン”の称号だ。(文・笠井あかり)